赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

9月3日(日)のつぶやき

2017-09-04 02:49:09 | Weblog

連覇の夢消ゆ

2017-09-04 00:57:21 | Urawa Reds
J.League YBC Levian Cup (J-League cup) QF 2nd leg
Urawa 2 v 2 (Aggr 2 v 2) C.Osaka @Saitama Stadum 2oo2, SAITAMA(HOME)

代表がロシアW杯出場を決めた3日後の埼スタで行われたのはルヴァン杯準々決勝浦和×C大阪。長居での1stレグをスコアレスで折り返してのホームでの2ndレグ、C大阪さんは1stレグに比べれば主力級の目立つスタメン。対する浦和はU21枠は1stレグで奮闘が目立った橋岡に充てて右STでスタメンに入り、他方で伊藤は残念ながらベンチ外に追いやられてしまいました。前線には興梠が1トップでスタメン復帰し、両シャドーにはそれなりに矢島とラファ、WBには左菊池、右には久しぶりに平川が入りました。阿部の相棒のボランチには今回長澤が選ばれ、マウリシオを欠くバックラインではリベロに遠藤、左は1stレグ同様田村が配置されました。

C大阪さんはスコアからすれば当然と言えば当然ながらやや引き気味でカウンター狙いで、浦和が、中継役を果たしボールを散らす長澤やボールを収めてくれる興梠あたりを中心にボールを保持する展開。とはいえ、遠藤のロングフィードに興梠が裏抜けしてシュートするもC大阪GK丹野選手にセーブされる惜しい場面もありましたが、なかなかアタッキングサードから向こうには進出できません。そうした中、早々に先制したのはC大阪さんで10分にCKからマテイヨニッチ選手に決められいきなり痛いアウェイゴールを許してしまいます。そして前半終了間際にはドリブルで侵入してきたC大阪の選手をゴール正面で倒してFKを与え、これを丸橋選手に決められてしまい、これで浦和は勝ち上がりのために3ゴールが必要になってしまいました。

後半で動きがあるだろう、特に消極的なプレーが目立った左WB菊池や、守備がおざなり、攻撃でも独善的でボールロストが多いラファあたりか、などと思っていましたが、後半頭に投入されたのは代えてきたのは、やはり連戦の疲れもあってか動きがイマイチだった矢島に代えて武藤、そして奮闘していた橋岡に代えて森脇でした。しかしこの武藤と、負傷明けの森脇がゲームの流れを変えてくれました。48分には久しぶりのスタメンにも関わらず攻守に安心して見ていられるプレーぶりだったベテラン平川のクロスにその武藤が合わせてゴール。このゴールで俄然勢いづいた浦和に対してC大阪も慌ててソウザ選手を投入するなど対応を見せますが浦和の勢いは止まらず。

そして3人目の交代枠は田村→高木(菊池が左STに下がったように見えました)で、これで音なしだった左サイドも活性化。そして71分にその高木の蹴ったCKを興梠が頭で合わせて同点に追いつき、アウェイゴールのためあと1点で逆転というところまでC大阪さんを追い詰めますが、高木の惜しいミドルなどありつつも反撃もここまで。昨年制したルヴァン杯ですが、アウェイゴールの差に泣き今回は準々決勝で敗退ということになりました。後半は交代で入った武藤らの活躍で一転優勢に試合を進めて2点のビハインドを追いつけたこと、そして橋岡は勿論田村のように今までノーチャンスながらここに来て活躍を見せてくれた選手が出てきたことはポジティブに捉えられるのではないかと思う一方で、では今日の前半はいったいなんだったんだとも思えるわけで。そのあたりは中長期的な視野で特定の選手に負荷をかけすぎないようにし、矢島や菊池あたりが一皮むけるのを辛抱強く待っているということなのでしょうかね…。



そうそう、木曜の代表戦に関してはまた時間のある時にでも…。

YBCルヴァン杯準々決勝2ndレグ
浦和2×2(2戦合計2×2)C大阪@埼スタ