給食室からこんにちは

2007年10月10日より高見幼稚園で、週4回の自園和食給食を行っています。ご意見などお寄せ頂ければ幸いです。

和食給食の典型です。

2007-11-20 11:37:42 | 幼稚園給食・今日の献立
献立~鮭ご飯、ひじきと大豆の煮物、味噌汁、リンゴ

 鮭ご飯はご飯が炊き上がってから、すりごまと鮭を混ぜ合わせって配色するのです。この白ご飯が炊き上がった後、混ぜるので混ぜご飯といいますが、この混ぜご飯が嫌いな子が1クラスに4~5人いるようです。

 今日はこの具を別配分することにしました。この方法のほうが好評でした。白ご飯をついだ後に、ボールの具を米飯缶に移して、ご飯に混ぜてみんなに配膳したクラス。
 ボールの具をそれぞれのご飯の上に分けてあげたクラス・・・と様々でした。

 子どもは「鮭だけもおいしいよ」といってくれたり、やり方も色々あり面白いものです。

 また子ども達はひじきの煮つけが大好きです。「おいしい!おいしい!」を連発します。

 給食開始後20日間くらいの日数ですが、すぐさまこんな凄い反応が返ってくることには正直驚きました。
 私達が仕事が終わって帰るとき、子ども達はいつも園庭で砂遊びをしています。その横を通って、帰るのですが、「給食全部食べたよ。」「ひじきおいしかったよ!」などと声がかかり嬉しい限りです。

 「何がおいしかった?」ときくと「ごはん」「味噌汁」が多いのにも驚きです。

2千年の歴史を持つ稲作文化・米・和食が子ども達に本能的に受け入れられるんだな・・・と感じるこのごろです。

「1週間の食事21回のうちの、たかが3回の給食が子ども達の心と体を大きく変える力になる・・この給食の力・みんなと一緒に同じ釜のものを楽しく食べる行為が子ども達の心を豊かに膨らませ、五感を培っていき、元気な体を作る」・・・学校給食調理士時代に声高に発していた・このことを確信する私です。

 給食開始時10月は5キロのご飯をたいていたのですが、11月からは8キロ炊飯。
今日の残菜は全部で1キロでした。

本当によく食べれるようになりました。もっともっと変わることでしょう!


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