きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

今なお続く政治の空白

2009-02-27 11:23:12 | Weblog
今なお続く政治の空白      (009.02.27.)

国内的にも国外的にも、麻生総理の続く限り、現在の国情にマッチした政策が撃てない状態が続き、このまま行けば益々窮地に追い込まれる国の状態が続いている。

麻生総理は、ただ一人解散することを拒否し続け、自分の不人気を挽回する為に「外交の麻生」と自分で吹聴しながら、やたらと国の専用機を使って、世界各国を飛び回っている。

飛び回る事で、どんな成果が挙がったのか、何も上がらず、特異のバラマキで、国家の財源を資金援助と称して振り撒いている、貰う方は有難がっているから、さぞかし気分の良い思いを味わっている事でしょう。

アメリカへ押しかけたのも、さすがのオバマも付き合い切れず、閉口しているのか、多忙のスケジュールの中から1時間だけあって、体よく追い返した形だ。

それでも麻生総理自からは「オバマに会った最初の首脳だ!」と成果を国民にアピールしている。
世界のマスコミは、「麻生総理に会ったのではなく、日本の国の首相」と言う事でアジアの主要国だから会っただけで、心の中では「早く国民から信任を受けた、内閣の首脳と胸襟を開いた今後の政策について話したい」と思っているのではないでしょうか。

その間も、時々刻々国内の失業率は増大し、経済状況の悪化は、進んでいる。
昨日、日銀の審議委員、野田忠雄氏が那覇市内で講演し1月の景気見通しよりも更に下振れて推移していると述べ、09年度も実質成長率の見通しはマイナス2%より悪くなる可能性を示唆している。

与謝野馨財務・金融・経済財政担当大臣は、雇用の対策として失業保険の給付期限が切れた後も再就職までの間、政府が一定の生活支援を行なう新制度の導入が必要だとの意向をしめしている。

麻生内閣の閣僚の中では、与謝野大臣が最も真剣に今の国情を憂れいている、この点は、民主党の小沢代表も与謝野大臣を評価している。
与謝野大臣は閣僚を三つも兼務して、大変だと思うが、一層のこと、総理も兼務して、民主党との話し合いを実現し、国家の窮状を打開する方策を執って欲しいと思うのだが。

今の、状態では、ただ空白状態が続くのみで、ダメージの傷跡が増大するばかりだ。
(えびなたろう)