印度とは友好関係を (2014-07.16.)
印度と言う国は非常に特異性のある国で、封建的で古い習慣を大事にする民族である。
日本で言えば「士・農・工・商」と言う家の格式を重視する習わしが今も社会全般に定着し、其れが近代化を阻む要素となって居るが、世界が近代化の波に動かされている事から、インドも其れに乗って、変わって行かなくては、ならないだろう。
日印関係の交流は仏教を通じて古くから交流のある国で、近代ではODAの最大の受益国である。そして、両国はインド独立後も良好な政治関係をたもっており、ソニー・トヨタ・ホンダ・スズキ等の日系企業はインドに製造施設を持っており、インド経済発展に少なからぬ貢献をしている。
特に鈴木自動車は、インドに最初に投資をした最大の日系企業で、インド政府との合併企業“マルチ・スズキ”を設立している。
2007年にはまた、海上自衛隊がインド海軍やオーストラリア、シンガポール、アメリカ合衆国と共に行ったインド洋での行動軍事演習に参加した。そして2007年はまた、「日印交流年」が宣言された年でもある。
そして今年のインド総選挙では、今迄のシン首相に変わってモディ氏が当選をはたした。
モディ氏は、若者に人気があり国益を優先する強い指導者で、元グジャラート州の首相を経験している。その時の好実績を買われて当選したのである。将に近代化に向かうインドにふさわしい人材である。
インド政界は、永年名門ガンジー家が率いていたが、今年は「インド人民党(BJP)」の貧困層出身のモディ氏が当選したのである。
生まれ変わるインド、将に、生まれ変わらねばならないインド、親日家であるモディ氏。今後も益々日印関係を強化して、両国の発展を期待したいと思います。」
(えびなたろう)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます