野田内閣に期待するもの (2011.08.31)
昨日正式に国会の承認を得て野田新内閣が発足した。注目した幹事長人事では小沢氏の側近で小沢氏の信頼の厚い輿石東(75)参議院議員会長が就任する事になった。
注目の幹事長に輿石氏がなった事には、私も若干驚いたが、今朝の新聞報道で、野田氏が輿石氏を訪ねて、幹事長依頼の経緯が報じられている。輿石氏自身も、まさか自分の所へ幹事長職が回ってくるとは考えて居なかった様で、一度は固辞したが、野田氏は「幹事長は党内融和の象徴だ」と言い、「あなた以外には考えていない。引き受けて頂かないとほかの人事も進まない」と説得したと言う事です。
その言葉に、輿石氏は「新小沢だ、反小沢だと言ってたら挙党態勢なんか出来ない」と自分の本音を披歴した上で、幹事長職を引き受け「ただ一つ、党内融和に全力を尽くす」と確約したと言う事です。
輿石氏には私は余り良いイメージを持っていなかったが、小沢氏の側近とは言え、年齢的にも小沢氏より年上で、今までの行動を見ても只、無批判に小沢氏に従属した行動ではなく、また、小沢氏も輿石氏の意見には、多少傾聴する傾向を示している。おそらく野田氏もそのあたりを見て、“幹事長にはこの人以外にはない”と思ったのではないでしょうか。
野田氏は、歴代の首相とは違い、派手なところも無く、温厚な人柄であるが、芯の強いところがある様だ、今回の代表選挙にも、早い段階から、立候補を宣言し相当な熱意で立ち上がっている様だ。最初は無理では無いかと思われたが、次第に彼の熱意が伝わって、立候補を躊躇している候補からは数歩進んだ、雰囲気を生み出している。
今のこの国難の時代には、与野党対立、ねじれ国会、党内派閥、其の上経済不況、震災対策、原子力騒動、外交問題、等々、非常に厳しい状況下で、何を遣るにしても、必ず反対派が居るのは当然の事かも知れない。野田氏自身も「最初は支持率も低いと思うが、上がるように努力したい」と言っている。
今は、静かに、野田新内閣を見守り、彼の思う通りにさせる事が必要ではないでしょうか。外野が騒いで、何でもかんでも潰してしまう傾向が有るように思えてならない。
(えびなたろう)
昨日正式に国会の承認を得て野田新内閣が発足した。注目した幹事長人事では小沢氏の側近で小沢氏の信頼の厚い輿石東(75)参議院議員会長が就任する事になった。
注目の幹事長に輿石氏がなった事には、私も若干驚いたが、今朝の新聞報道で、野田氏が輿石氏を訪ねて、幹事長依頼の経緯が報じられている。輿石氏自身も、まさか自分の所へ幹事長職が回ってくるとは考えて居なかった様で、一度は固辞したが、野田氏は「幹事長は党内融和の象徴だ」と言い、「あなた以外には考えていない。引き受けて頂かないとほかの人事も進まない」と説得したと言う事です。
その言葉に、輿石氏は「新小沢だ、反小沢だと言ってたら挙党態勢なんか出来ない」と自分の本音を披歴した上で、幹事長職を引き受け「ただ一つ、党内融和に全力を尽くす」と確約したと言う事です。
輿石氏には私は余り良いイメージを持っていなかったが、小沢氏の側近とは言え、年齢的にも小沢氏より年上で、今までの行動を見ても只、無批判に小沢氏に従属した行動ではなく、また、小沢氏も輿石氏の意見には、多少傾聴する傾向を示している。おそらく野田氏もそのあたりを見て、“幹事長にはこの人以外にはない”と思ったのではないでしょうか。
野田氏は、歴代の首相とは違い、派手なところも無く、温厚な人柄であるが、芯の強いところがある様だ、今回の代表選挙にも、早い段階から、立候補を宣言し相当な熱意で立ち上がっている様だ。最初は無理では無いかと思われたが、次第に彼の熱意が伝わって、立候補を躊躇している候補からは数歩進んだ、雰囲気を生み出している。
今のこの国難の時代には、与野党対立、ねじれ国会、党内派閥、其の上経済不況、震災対策、原子力騒動、外交問題、等々、非常に厳しい状況下で、何を遣るにしても、必ず反対派が居るのは当然の事かも知れない。野田氏自身も「最初は支持率も低いと思うが、上がるように努力したい」と言っている。
今は、静かに、野田新内閣を見守り、彼の思う通りにさせる事が必要ではないでしょうか。外野が騒いで、何でもかんでも潰してしまう傾向が有るように思えてならない。
(えびなたろう)