出来ない事の空約束か (008.08.31.)
定額減税問題で、「財政再健派」と「改革派」の衝突が予想されたが、福田総理はどちらを採用するのか、国民は関心を持って見ていた。
その結果、公明党の強い提案で、「言う事を聞かないのなら勝手にしろ!」と突き放された態度に福田さんも屈した形で、定額減税案を呑まされたと言うことになっている。
国民は、此れでは、内閣の要である、「財政再建派」の面々が猛烈な反対するのではないかと思い、其の成り行きを注視していた。
そかし、今日のサンデープロジェクトのなかで、当の与謝野財務大臣は、困惑の表情は全くなく、改めて、「定額減税は本当に遣るのですね」の質問に「約束だから遣りますよ」と言う返答には何も変化は無かった。
田原氏の更なる追及で、「赤字国債を出さず、財源は如何するのか」の質問に、与謝野大臣は「そうですね、そこが問題なのですよ」と言う担当大臣とは思えない発言に私も耳を疑ったが、与謝野大臣は「遣る事は決まったが、三つの約束が守られた上での実施だ」と言うことの発言があった。
一つは「一年と言う短期的な減税である事」、二つ目は「財源を何処から持ってくるのか勘案して行なう事」、三つ目は「税制の抜本改革案が出た段階でそれに合わせて行なう事」であると言う事です
この三か条が書かれた文書で公明党との約束が、出来たものであると言う事です。
私も、其れを聞いて、所謂官僚の書かれた、抜け穴文書で、公明党も引っかかったのではないかと思いました。
福田さんは、はっきりと「赤字国債は発行しない」と言っている。与謝野大臣は「埋蔵金なんてありません」と言っている。
此れでは、事実上出来ない空約束で、公明党自身が、何処からか財源を持ってきてくれない限り出来ないと言うことに落ち着くようである。
江田憲司氏が「官僚の文書には、抜け穴がある事に注意しろ」と言われる事は将にこの事かもしれない。
道路特定財源の一般財源化約束も、文書の中に、「必要な道路は作ること」の一文がある。今後の交渉の中で、道路族が道路つくりの約束事項として、攻勢を掛けてくる一項であることは見え見えだ。
与謝野大臣も困った様子を見せないのも、空文の約束なら、涼しい顔も出来るはずである。この手で、国民は今まで、何回騙され続けてきたことでしょう。
従って、定額減税が出来たとしても「財政再建派」が許容する、お茶を濁す程度のものではないでしょうか。
(えびなたろう)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
定額減税問題で、「財政再健派」と「改革派」の衝突が予想されたが、福田総理はどちらを採用するのか、国民は関心を持って見ていた。
その結果、公明党の強い提案で、「言う事を聞かないのなら勝手にしろ!」と突き放された態度に福田さんも屈した形で、定額減税案を呑まされたと言うことになっている。
国民は、此れでは、内閣の要である、「財政再建派」の面々が猛烈な反対するのではないかと思い、其の成り行きを注視していた。
そかし、今日のサンデープロジェクトのなかで、当の与謝野財務大臣は、困惑の表情は全くなく、改めて、「定額減税は本当に遣るのですね」の質問に「約束だから遣りますよ」と言う返答には何も変化は無かった。
田原氏の更なる追及で、「赤字国債を出さず、財源は如何するのか」の質問に、与謝野大臣は「そうですね、そこが問題なのですよ」と言う担当大臣とは思えない発言に私も耳を疑ったが、与謝野大臣は「遣る事は決まったが、三つの約束が守られた上での実施だ」と言うことの発言があった。
一つは「一年と言う短期的な減税である事」、二つ目は「財源を何処から持ってくるのか勘案して行なう事」、三つ目は「税制の抜本改革案が出た段階でそれに合わせて行なう事」であると言う事です
この三か条が書かれた文書で公明党との約束が、出来たものであると言う事です。
私も、其れを聞いて、所謂官僚の書かれた、抜け穴文書で、公明党も引っかかったのではないかと思いました。
福田さんは、はっきりと「赤字国債は発行しない」と言っている。与謝野大臣は「埋蔵金なんてありません」と言っている。
此れでは、事実上出来ない空約束で、公明党自身が、何処からか財源を持ってきてくれない限り出来ないと言うことに落ち着くようである。
江田憲司氏が「官僚の文書には、抜け穴がある事に注意しろ」と言われる事は将にこの事かもしれない。
道路特定財源の一般財源化約束も、文書の中に、「必要な道路は作ること」の一文がある。今後の交渉の中で、道路族が道路つくりの約束事項として、攻勢を掛けてくる一項であることは見え見えだ。
与謝野大臣も困った様子を見せないのも、空文の約束なら、涼しい顔も出来るはずである。この手で、国民は今まで、何回騙され続けてきたことでしょう。
従って、定額減税が出来たとしても「財政再建派」が許容する、お茶を濁す程度のものではないでしょうか。
(えびなたろう)
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