日本の財政悪化が止まらない (007.12.27.)
日本のGDP(国内総生産)は93年では米国に次ぐ2位であったが、それ以後下降を続け、06年には18位まで落ち、先進7カ国中カナダ・フランス・ドイツに抜かれ6位に転落したとの事である。
この所、ドルや円価格も国際的に低迷を続けている、一方欧州のユーロー圏では安定した成長が続いていて、ユーローを導入している国は皆な、伸びていると言う事である。
なぜユーロー導入国が伸びているのかを大前研一氏の説によるとユーロー導入の条件として厳しい規律が設けられている、其れを各国が厳粛に守っているからで、その結果赤字国も黒字国に変わり、それに伴う世界からの信頼度も上昇しているからだそうだ。
それに対しアメリカのドル・日本の円は膨大な赤字を抱え、規律有る国家運営、経済施策が成されていないからだ。
欧州の中でも赤字の多いイタリアは当時インフレ率も高くユーロー圏に入れて貰えなかったが、ロマーノ・ブローディ首相の下で赤字と戦いユーロー圏入りの条件にまで到達を果し、98年からユーローへの移管を果している。
今の日本では、とてもユーロー圏には入れてもらうことは出来ない状態だ。
日本の累積財政赤字は対GDPで70%とOECDのギネス記録を塗り替えている。
日本の場合公式な財政赤字以外に国会での予算審議対象外である特殊法人の予算である特別会計が毎年100兆円近くあることが、他国には無い異常な事で比較に成らないところもあるが、兎も角、800兆円の累債務は今なお増加の一途をたどり、赤字の垂れ流しを止める事も出来ていない状態です。
国民の期待は、垂れ流す財政赤字を食い止める為に、無駄を省き、道路特定財源を国家として優先度の高い使途に少しでも回す事を行い、更に膨大な資金を湯水のように使っている特別会計に厳しいメスを入れることで、取り敢えずは、赤字を垂らさないプライマリーバランスをとる事に専念して貰いたいと願うのだが、福田内閣の今の姿勢ではまったく期待できない状態であります。
このままでは、日本は衰退の一途をたどり国民の生活レベルも低下の傾向へ進む事になるでしょう。次世代を担う若者の教育レベルもインド・中国・韓国からも置いて行かれる状態になることは目に見えている。
(えびなたろう)
日本のGDP(国内総生産)は93年では米国に次ぐ2位であったが、それ以後下降を続け、06年には18位まで落ち、先進7カ国中カナダ・フランス・ドイツに抜かれ6位に転落したとの事である。
この所、ドルや円価格も国際的に低迷を続けている、一方欧州のユーロー圏では安定した成長が続いていて、ユーローを導入している国は皆な、伸びていると言う事である。
なぜユーロー導入国が伸びているのかを大前研一氏の説によるとユーロー導入の条件として厳しい規律が設けられている、其れを各国が厳粛に守っているからで、その結果赤字国も黒字国に変わり、それに伴う世界からの信頼度も上昇しているからだそうだ。
それに対しアメリカのドル・日本の円は膨大な赤字を抱え、規律有る国家運営、経済施策が成されていないからだ。
欧州の中でも赤字の多いイタリアは当時インフレ率も高くユーロー圏に入れて貰えなかったが、ロマーノ・ブローディ首相の下で赤字と戦いユーロー圏入りの条件にまで到達を果し、98年からユーローへの移管を果している。
今の日本では、とてもユーロー圏には入れてもらうことは出来ない状態だ。
日本の累積財政赤字は対GDPで70%とOECDのギネス記録を塗り替えている。
日本の場合公式な財政赤字以外に国会での予算審議対象外である特殊法人の予算である特別会計が毎年100兆円近くあることが、他国には無い異常な事で比較に成らないところもあるが、兎も角、800兆円の累債務は今なお増加の一途をたどり、赤字の垂れ流しを止める事も出来ていない状態です。
国民の期待は、垂れ流す財政赤字を食い止める為に、無駄を省き、道路特定財源を国家として優先度の高い使途に少しでも回す事を行い、更に膨大な資金を湯水のように使っている特別会計に厳しいメスを入れることで、取り敢えずは、赤字を垂らさないプライマリーバランスをとる事に専念して貰いたいと願うのだが、福田内閣の今の姿勢ではまったく期待できない状態であります。
このままでは、日本は衰退の一途をたどり国民の生活レベルも低下の傾向へ進む事になるでしょう。次世代を担う若者の教育レベルもインド・中国・韓国からも置いて行かれる状態になることは目に見えている。
(えびなたろう)
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