廃炉にするにしても先ず冷却が (2011.03.31.)
原子炉の冷却で早急な冷却を必要としていた時に、「海水」の使用が持ち上がったが、塩分を含んでいるので部品に損傷を与える事から、躊躇したが、取りあえず真水が間に合わないと言うことで、廃炉を覚悟で海水使用に踏み切った決断があった。しかし途中で再び真水に切り替えて、冷却注入を行っている。
途中で気が変わり、「廃炉にしたくない」と言う気持ちが出たかも知れないが、いまはそれどころでは無い状態である。東電の勝俣会長も清水社長が過労で倒れたため、社長に変わっての登場であるが、もはや現原子炉の再起を考えている段階ではない事を理解している様だ。
現在の危機的状態は、真水でも、海水でも水冷効果が上がれば、取り敢えずは原子炉の沈静化に向かうのであるが、掛けても、掛けても水冷効果が上がらず、其の水が何処かから漏れた汚染水と一緒になって、溜まりに溜まり、海に放棄する事も出来ず溜め置くタンクが無くなれば、如何するつもりでしょうか。
東電では、「敷地内の空いているタンクに次々溜めて行く」と言い、原子力安全委員会は場内の汚染された粉塵が飛散しないように水に溶ける合成樹脂を散布して、固めると言う夫々、苦肉のアイデアを提案している。この際だから、色んなアイデアを出して、先ず遣ってみる事が必要だ。
冷却の問題も、「氷を大量に使うとか」「ドライ・アイス」を使うとか、冷凍機能を使って、プールの水を凍らせるぐらいの、冷却効果を発揮させる事が出来ないだろうか。
素人のアイデアでも、時には有効な事もあるから、馬鹿にしないで、考えてみて下さい。
(えびなたろう)
原子炉の冷却で早急な冷却を必要としていた時に、「海水」の使用が持ち上がったが、塩分を含んでいるので部品に損傷を与える事から、躊躇したが、取りあえず真水が間に合わないと言うことで、廃炉を覚悟で海水使用に踏み切った決断があった。しかし途中で再び真水に切り替えて、冷却注入を行っている。
途中で気が変わり、「廃炉にしたくない」と言う気持ちが出たかも知れないが、いまはそれどころでは無い状態である。東電の勝俣会長も清水社長が過労で倒れたため、社長に変わっての登場であるが、もはや現原子炉の再起を考えている段階ではない事を理解している様だ。
現在の危機的状態は、真水でも、海水でも水冷効果が上がれば、取り敢えずは原子炉の沈静化に向かうのであるが、掛けても、掛けても水冷効果が上がらず、其の水が何処かから漏れた汚染水と一緒になって、溜まりに溜まり、海に放棄する事も出来ず溜め置くタンクが無くなれば、如何するつもりでしょうか。
東電では、「敷地内の空いているタンクに次々溜めて行く」と言い、原子力安全委員会は場内の汚染された粉塵が飛散しないように水に溶ける合成樹脂を散布して、固めると言う夫々、苦肉のアイデアを提案している。この際だから、色んなアイデアを出して、先ず遣ってみる事が必要だ。
冷却の問題も、「氷を大量に使うとか」「ドライ・アイス」を使うとか、冷凍機能を使って、プールの水を凍らせるぐらいの、冷却効果を発揮させる事が出来ないだろうか。
素人のアイデアでも、時には有効な事もあるから、馬鹿にしないで、考えてみて下さい。
(えびなたろう)