太平洋を清掃してから再稼働

福島の事故は日本にとって幸運の一言に尽きます。もしすべての発電所が爆発しておれば、日本は今頃終わっていたことでしょう。今も福島の発電所からは、８０％が汚染水となって流れ出て、小出先生が言われるように、これまでのように水を注がない他の方法が早急に求められています。
アラスカやハワイ、カリフォルニアの沿岸にも海洋汚染の被害が出ているようです。膨大な損害賠償が請求されるかもしれません。
世界の美しい海を汚した責任は、電力会社や自民党政権の原発を許してきた日本人一人一人にあります。未来の子供や孫たちに大変な負債を残してしまった私たち。安倍総理は、トルコやベトナムに原発を売り込んでいます。原発発電後のごみは日本が引き受ける、事故が起きた時の保証は日本がするという約束をし。事故処理に100万年かかるというのに、信じられません。
この太平洋の汚染をきれいにし、元の汚染されない海にしてから、再稼働はしてください。
予想通り2月株価が下がり始めています。アベノミクスの破産です。ヨーロッパの経済事情が復興すると、ハゲタカ国際金融資本は、もうかるところに資金をあっという間に移動しました。
日銀が多大な金融緩和をしても、需要のないところに、企業は融資を必要としません。企業は250兆円もの内部留保し、派遣労働者は40%を超え、賃金は下がり続け、格差は拡大し続けています。
国の借金、貿易赤字が最大になっています。円安による物価上昇、４月からの消費税増額、社会保障費の切り下げ(年金が０．７％下げ）、相続税の増額など大増税の嵐です。江戸時代の「生かさぬように、殺さぬように」が目前です。江戸時代の農民は、一揆を起こしました。現代の市民はマスコミ操作にめげず、声をあげなければなりません。
一方、安倍さんは大企業には法人税を下げようとしています。実質上は、日本の法人税はアメリカよりも低いのに。今では国民の生活をよくしようと努力した民主党の子供手当、高校無償化、高速道路無料化などが輝いて見えます。日本人が餓死しているのに、50歳で19万円の収入という派遣待遇の怒りから農薬を混入してしまった人がいるのに、なぜ、アフリカやインド、ミャンマーなどに多大なお金をばらまくのでしょうか。
なぜ餓死する人、派遣労働、シングルマザーや若い女性の貧困問題に早急に取り組まないのでしょうか。
大企業のためでなく国民の幸せのために仕事をしてほしいものです。