大好き!本・花・旅

日ごろ読んだ本や花、旅について綴ります。

2009 大局を読む 長谷川慶太郎

2008-12-30 07:01:10 | 
100年に一度の金融危機といわれる今、著者の従来の主張通り、重厚長大の産業に優れた日本の出番だと著者は説く。
世界中で、パンアメリカンハイウェイや8本のアジアハイウェイ、空港拡張工事など世界規模のインフラ整備計画が目白押し、産業が「重厚長大』にシフトする年だという。
多くの巨大プロジェクトがあり、ドバイなど多くの日本企業が進出しているようすがわかっておもしろかった。
トヨタの衰退は、「軽薄短小」の企業は常に研究開発をして、新しい製品を作らないと消費者に見放されるという性質によるという指摘もおもしろかった。
「当分、大きな戦争がない以上、インフレはおきない」という主張があたればよい。
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