本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

条例案の規定

2013-01-13 10:16:35 | Weblog
 市民委員として「自治基本条例」の原案作成に携わっていて、昨日、その会議があった。
 市の事務局の案「市民の責務」の条文の1項に「次の世代のために、持続可能な地域社会を築くよう努めるものとする」とある。

 早速、クレームをつけた。
 この市にしても人口減少は避けられない。とりわけ周辺地域は過疎化と高齢率は高く持続可能なんぞ難しい。

 生産年齢人口の減り方も大きいが、かといって勤労人口を維持する場に乏しい。今の世、企業誘致はままならないから、極端な話、放射能廃棄物の処理場でも作らなければカネは落ちてこない。市民の責務にするのは無理ではないか。

 ということで、削ることにした。

 将来の負担を避けるためとの説明から、市民に負担増か公共サービスの削減かを求める仕掛けではないかと深読みしたのだが、そこまで考えがまわっているかわからない。