本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

今年の吉凶

2018-12-15 09:05:04 | Weblog
 今年も2週間を残すのみ。吉もなければ凶もなしの1年と思っている。

 かみさんが言うには、今年の漢字はずばり「犬」とか。
 5月半ばに、飼育を放棄されている犬を見かねた仲介者から引き取れないかと言われた。聞けば、唯一高齢の婆さんが食事を与えていたが、犬の散歩もできずお手上げだったらしい。子どもが小さいときに飼ったのだが高校生になって見向きもしなくなったとか。その両親も無関心。なんという一家だ。

 その不憫な犬を引き取った。柴犬というが面立ちは北海道犬の感じだ。雑種でもかまわない。しかし、汚い、臭い、痒いという3Kである。体毛は剥げ、腹は真っ黒。動物病院に何度か通院し、家でもシャワーで洗いまくった。これは今年の「凶」かもしれない。

 今では体毛が生えそろって見映えは良くなった。ただ、依然として臭いは消えないし、腹の皮脂はなかなか落ちない。また、散歩中に立ち止まっては後ろ足で体を掻きまくる。それでも人柄ならぬ犬柄のよい我が家の犬だ。
 名前は「マル」、丸洗いもする丸抱えだからというわけではないが。巨人に移籍した「丸」に共通するのは、ウチに移籍したことだけ。

 犬と散歩で私の足が丈夫になった。これは最大の「吉」だ。