本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

年賀ハガキの準備到来

2018-12-05 09:22:00 | Weblog
 年賀ハガキには一寸したコメントを添えるようにしている。ただし、気の利いたひと言がなかなか書けない。そこで、数年前から世に知れた俳句とそれのもじりを併記してすましている。
 
 たとえば2019年の年賀ハガキでは、
「短か夜の 明けゆく水の 匂いかな」  久保田万太郎
「短か余の 明けゆく先は いつまでか」 拙句(我が拙い句の意味ですね)

「中年や よろめき出つる 昼寝覚」  西東三鬼
「老年や よろめきぐせは きりもなし」拙句

 このどちらかにするつもり。
 ほかに、同じく西東三鬼の句「中年や 独語驚く 冬の坂」や野見山朱鳥の句「万緑や 日月われを めぐるのみ」も候補になる。拙句はまだ決めていないが。

 これら俳句は、歳末や正月らしいものを本で見つけてメモしておく。ところが過去に引用した俳句を書き留めていないので「また、同じことを」と言われかねない。
それが気がかりだが、なに、相手は憶えているまいと思うことにしている。