本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

二階の窓からの点景

2007-05-09 09:42:26 | Weblog
 ぐずついた連休から一変して五月晴れになった。
 薄ピンクのツツジの花が咲き始めた。アマリリスの花弁の赤は濃すぎて品がない。隣に咲くガーベラのピンクがかった朱色はまだよい。一隅に咲き乱れている花は何かと訊くと、しらんという。ハイ、「紫蘭」でした。

 4月はツバキの花が咲きそろっていた。それがボタボタと落ちて、片付けに往生した。 さむらいの家では椿を植えなかったという。ボタっと落花する様は、打ち首を連想させ、不吉としたようだ。「椿三十郎」は武家屋敷のツバキの花から姓のヒントを得たが、それでは話が合わない。

 昨年、佃煮にして初めて食したツワブキが、庭のあちこちで育っている。フキより細くて、皮が剥きにくいが、20本ほど切って煮付けた。畑の隅のフキも食べごろである。山椒の木に実が沢山つきはじめた。タイ料理が好きなので、去年、コリアンダーの苗を植えたが、その繁殖力に驚いた。弾かれたタネが思わぬ処でも成長していた。
 放置していても、植物の生命力は強いようだ。

 さて、結局、この春11種類の作物の苗を植えた。これはどうなるだろう。