ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

青空の一画に、ふっと不安の影が

2024-02-08 08:33:49 | 日記
能登地方の志賀原発は、この度の地震で変圧器等の損傷がありました。
東日本大震災で原発事故の事故に遭った県民の一人としては、地震国である日本で原発を作動させることの危険性を改めて考えてしまう私です。
そこに来て、次のようなニュースが報じられました。

《東京電力は福島第一原発で汚染水を浄化する装置から放射性物質を含む水が漏えいしたと発表しました。 東京電力によりますと7日午前9時前、汚染水を浄化する装置の排出口から水が漏えいしているのを作業員が発見しました。 装置は点検中で、ろ過水で洗い流す作業をしていた際、本来閉めなければいけない弁が16個中10個開いていたということです。 東京電力の試算では漏えいした水の量はおよそ5.5トンで、セシウムやストロンチウムなど220億ベクレルの放射性物質を含んでいる可能性があるということです。 漏えいした水は大部分が土へしみ込んだとみられますが、付近の排水路のモニタリングに有意な変動はないということです。 東京電力は水が漏えいした区域を立ち入り禁止とし、今後、周りの土を回収するなど対応を急ぐとしています。  2/7(水) 18:46 福島中央テレビ》

《本来閉めなければいけない弁が16個中10個開いていた》
何ともお粗末な気がします。
《東京電力は水が漏えいした区域を立ち入り禁止とし、今後、周りの土を回収するなど対応を急ぐ》
としていますが、廃炉まではまだまだ先が長い、と言うよりは廃炉への行程すら明確にされていない状態です。
しっかりしてください、東京電力さん。

青空の一画に、ふっと不安の影が過った2月の朝でした。
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