ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

飛び起きて、タオルを頭に被り、・・・

2022-03-18 06:53:35 | 日記
もう びっくり!
怖いっ!
当地方は「震度5強」との気象庁発表でした。
でも、私の個人的体感からしますと、かつての「3.11」より大きく揺れた感じ。
多分、地震発生時の私の状況が、そう感じさせたのかもしれません。

「3.11」の時は、日中でした。
揺れと同時に避難可能な体制に入り、家具等の転倒のキケンが無く、すぐに庭に飛び出せる位置に自分を置くことができたのです。
座布団で頭も覆いました。
そうした体制にあったので、割と冷静に揺れ具合の推移を眺めていられたような気がします。
揺れる電線に止まっているカラスを見て、樹木に止まった方が安全なのに・・・などと考える余裕があったのでした。

昨晩、地震発生時にはパジャマに着替えて寝る時だったのです。
グァッ グアッ グラッグラッ グラッ・・・
飛び起きて、タオルを頭に被り、スリッパのままドアーを開けて廊下へ出ました。
〈キューッ キューッ キューッ キューッ〉
不快極まりない金属音がスマホから響きます。
連れ合いも、自室から飛び出して来ましたが、揺れが激しくて階段を下りて階下へ移動するのは無理でした。
つまり、避難のための身支度が出来なかったことが、より一層私の恐怖心を煽ってしまったのかもしれません。
二階ベランダに面したガラス戸を開け放ち、逃げ道を確保してから揺れの治まるのを待った私たちです。
大きな揺れが2回。
揺れが治まってから、着衣し、厚手のソックスを履いて階下へ行って室内を点検しました。
電気・水道・ガス・・・OK
これでかなりの安心感を確保。
本棚から本が飛び出して折り重なって落下したり、壁掛け時計が落下したりはしましたが、壊れた物と言えば、テーブルの上に置いたコップが1個、床に落ちて壊れただけでした。
片付けは明朝に、と心を決めて、暫くテレビで各地の被害状況などを眺めてから休みました。
1時30分頃だったでしょうか。

夜が明け、朝食を済ませてから部屋に散乱した本などの片づけをしました。
左程の事は無い被害でしたが、けっこう疲れて2時間程コタツで昼寝をしてしまいました。
『天災は忘れた頃にやってくる』
と、言われますが忘れないうちにやって来ます。
コロナは治まらず、
ウクライナの戦火も止まず、
またまた、地震 !
などと、マイナーな気分になりましたが、元気を取り戻しました。

毎晩休む前に一篇ずつ読む書籍、
   『今日のパン、明日の糧』(ヘンリ・ナウエン著)
            3月16日のコーナーから。
  『柔軟さの長所』
  木は、野に生える葦と比べると強そうです。
  けれども嵐が来ると、根こそぎにされてしまいます。
  それに対して葦は、風に吹かれて前や後ろに揺らぎながらも、
  嵐が静まった後、再び立ち上がります。・・・・・・
  自分の見方や考え方に固執し、今置かれている位置にしがみついて、
  他の人の考えや行いによって少しずつ影響を受けることを拒むなら、
  私たちは簡単に壊れてしまいます。
  ・・・・・・・・・・

反省と共に、深く肯いた私でした。
コメント (2)
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