ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

〈耳は、母たちの悲嘆を聴くためではなく・・・〉

2022-03-15 06:52:45 | 日記
二日前の朝、まだ蕾の硬さだけが目立っていた我が家の紅梅。
今朝、どの蕾も鮮やかな紅色の蕾に変身していました。
花木は、このところの気温上昇で、それぞれの色彩を放ちだしたのです。
嬉しい春の到来の息吹です。
「おはよう」
「今年もようこそ」
と、深紅の蕾に挨拶した私です。

昨晩は、北九州市にある東八幡キリスト教会の3月13日・主日礼拝に、ネットで遅ればせの参加をしました。
奥田知志牧師も、このところのウクライナ情勢には心を痛められていらっしゃいます。
牧師の宣教(説教)を頂いて、明日の光が、薄っすらと差し込んできた心境になることができました。

奥田知志牧師宣教のテーマは、
  【神の思いの凝(こご)として生まれた
        ――世界の目的外使用を禁止します】
                 (ヨハネ1:1-3)

でした。

聖書の「創世記」の初めには、
『初めに神は天と地を創造された。
地は混沌として、闇が深淵の面にあり、神の霊が水の面を動いていた。』
と、記されています。
そして、神は言われたのです。
『光あれ』と。
神は光を見て良し、とされました。
神は光と闇を分け、光を昼と呼び、闇を夜と呼ばれました。
それは、第一日の日。
そして、神さまは、第六日まで世界を創造し、最後にご自分のかたちに人間を創造されました。
そして、神さまは、彼らを祝福なされたのです。
第六日、神は造ったすべてのものをご覧になりました。
『それは、極めて良かった』
と、聖書には記されています。

奥田牧師は宣教します。
《誰一人として滅びることなく、いつまでも、明るく、いきいきと生きるーー共生する、と言うのが人間を創った神の思いです。
ロシア兵も、ウクライナの人々も、神さまのそうした思いを「目的外」に使ってはいけません。
今やっていることは、〈神の良し〉とした目的に反しています。
(厚生労働省からの補助金なら、目的外使用は変換を命じられます・・・笑い)。

  すべての命に、すべてのものには神さまの思いが込められています。
  口は、宣戦布告のためではなく
  手は、武器を持つためではなく
  目は、無残な死体をみるためではなく
  耳は、母たちの悲嘆を聴くためではなく
  鼻は、火薬の臭いをかぐためではなく
  道は・・・・・・
  空は・・・・・・
  そして、人は愛し合うために創られた。
  助け合うために創られた。
  そのために、神さまは、人を、極めて弱く創られた。

  剣をおさめよ。
  剣を取るものは、剣にて滅びる。
  おさめた剣を鋤に変えよう・・・今が、その時。
  ほら 神さまが創られた青空が見える。》

説教要旨は私なりに捉えたものです。
誤りがあったらお許し下さい。
奥田牧師の語った「詩」は、すぐにも絵本として出版され、その収益全ては国籍を問わず戦争難民のために送られるとのこと。
絵は画家のK氏(私の聞き違いがあるといけませんのでK氏とのみ記載)の承諾済とか。
これを聞いただけで、私は元気になりました。
コメント
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