ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

とんだ「閉めだし劇場」

2022-03-01 06:57:15 | 日記
家の中に入れません。
玄関のドアーは施錠されています。
一階の部屋の、どの窓も閉められ、全て施錠。
さて、困った 困った こまった!

本日、午前中のことです。
このところの気温上昇で、椿(侘助)が、ポチポチ咲き出しました。
小さな枝を一枝切り取って一輪挿しに挿そうと庭へ出た私です。
ついでに、プランターの草花に水遣りをしていました。
そこへ、近所に住む長女がやって来ました。
我が家の庭先に駐車して置く車を取りに来たのです。
普段、我が家は日中でも施錠しています。
長女は、私たちが施錠するのを忘れたものと思い込んで、自身が保持している我が家の鍵で施錠して帰ってしまいました。

さあ大変。
鍵がかかっていて私は家の中に入れません。
長女に連絡しようにも、私のスマホは家の中。
それに、長女はクルマで出かけたはずです。
大声で、二階の自室に居る連れ合いを呼びました。
お父―さん <おとうさーん <おとうさーん!!
連れ合いは、このところ、かなり耳が遠くなってきています。
ドアーも、ドンドンドン、ドンドンドン と。
チャイムも何度も何度も鳴らして。
小石を連れ合いの部屋の窓近くに抛ってみました。
「ボコッ」と鈍い音。
が、反応は無し。
連れ合いの名前を、何回も何回も、気恥ずかしい位に呼んでみました。
「〇〇さーん 〇〇さーん」
姓も、
「●●さーん ●●さーん」
ダメ バツ。

ご近所の方が、何事かと外に出て来ました。
「ご主人に電話をかけてあげましょうか」
と、親切に言って下さったので、お願いしようと思ったのですが、慌てている私には連れ合いのスマホの番号がとっさに出て来ませんでした。

と、連れ合いが玄関から顔を出したのです。
ご近所の方には、「お騒がせしました」と、お礼を述べ謝りました。
一件落着とはなりましたが、めっぽう疲れを覚えて、本日の予定の仕事は取り止め、となった次第。

「加齢」から来る不便さは増えるばかりです。
とんだ、「閉めだし劇場」でした。
お後は、無いことにしたいものです。
コメント
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