golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

バッハ「ゴルトベルク変奏曲」アスペレン

2012-09-26 18:14:56 | Weblog
今年初めてかな、という秋らしい1日。

と思ったら、午後はちょっと暑かったです。

まあ、これから1日1日秋らしくなって行くのですね。

今日は遅くなるので、短いですが、これにてUP。

ボブ・ファン・アスペレン(チェンバロ)(Virgin CLASSICS盤)

オランダのチェンバロ奏者アスペレンのバッハ6枚組が出たので買ってみました。

以前から、ゴルトベルクとトッカータの2枚組廉価盤が出ており聴いてみたいと思っていたディスク。

レオンハルトに師事したアスペレンは、ラ・プティット・バンドなどでも活躍しているから、その音は聴いている訳ですが、独奏は初めてかもしれません。

非常にゆったりとアリアが弾き出されます。

全曲で80分弱の遅めのテンポ。

ちょっと冗長ではとの懸念もありましたが、端正な中にも色々と味付けが施されており飽きさせません。

主旋律と他声部の対比が鮮やかで、チェンバロらしい煌びやかな響きも十分。

歯切れの良い第5変奏、冒頭和音の荒々しい第16変奏、愛らしい表情の第19変奏などアクセントも適度に利いて、約80分を長く感じさせません。

名演数多ある中で、地味目な存在のこの録音、大人し目の演奏を想像しておりましたが、意外に個性的でもありとても楽しめました。。

爽やかな秋の日に相応しいディスク。

これからも時々聴きたい一枚でもあります。

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