golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

モーツァルト「レクイエム」ベーム

2012-09-06 23:25:54 | Weblog
昨夜、今晩と呑んで帰ったけれど、電車を乗り越すこともなく(今日は勘違いして途中で降りちゃったけど)、2日連続無事帰宅出来ました。

それって、普通当たり前だろ!と言われると返す言葉がありませんが。(笑)

エディット・マティス(ソプラノ)、ユリア・ハマリ(メゾソプラノ)、ヴィエスワフ・オフマン(テノール)、カール・リーダーブッシュ(バス)、ハンス・ハーゼルベック(オルガン)、カール・ベーム指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン国立歌劇場合唱団(GRAMMOPHON盤)

昔から定盤と言われている録音。

LP時代、ウィーン響を振ったモノラル盤(擬似ステレオ化されていた?)は持っていたのですが、こちらの方は買いそびれておりました。先日、ブックオフで入手。250円。

ところで、「擬似ステレオ」(略して、擬似ステ)って、若い方はご存知ないかもしれませんね。モノラル録音に処理を施して、音に立体感を持たせて「ステレオ風」に聴こえるようにする技術です。

さて、こちらの本物のステレオ盤、ディスクは持っていなかったものの、FM放送などで何度も聴いて来た録音です。

ベームはある時期までとんでもない誤解をしていた指揮者。

その風貌もあってか(失礼)、職人的堅実さはあっても面白味に欠ける指揮者というイメージがありました。

ところが、昔、「トリスタンとイゾルデ」の超名演を聴いて、時として神掛かった凄まじい演奏をする指揮者と再認識致しました。

このモツレクもその系譜の演奏。

旧来型の厚みのある響きですが、勿論それだけじゃない。

旋律線は明晰だけれど、盛り上がりの見事さ。合唱を含めた演奏陣の一体感。気品と張りのあるマティスをはじめとした独唱陣。

どこを取っても、1971年の録音から40年以上経過しても、今だこの曲の名演筆頭に挙げられることも多いのに合点がいきます。

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