golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ドビュッシー「海」ミュンシュ

2012-09-29 23:46:00 | Weblog
もっと早くから作って置かなきゃいけなかったのだけれど…。

今日は大学同窓会の役員会。来月の総会に向けた最後の準備打合せ。

会計の私としては、総会時の決算報告に向け、取り敢えず現時点の報告書を作成し、内容確認を諮からねばならない。

規模の小さい支部同窓会でもあり、前任の方から引き継ぎ継続使用している帳簿は手書き。

この帳簿から決算書を起こすのは、前の雛型もあり難しいことではないが、交通費や通信費など細々した費用発生もあり作業としてはちょっと面倒。

この為、EXCELに入力して、項目毎に集計することにする。

先週末、何だかんだで出来なかったので、昨日早く帰宅してやろうと思っておりました…。

ところが期末最終日で簡単な打ち上げがあって、ちょっとアルコールを飲んでしまったし、その後も残務処理で帰宅が遅くなって出来ず。

今朝早く起きようかと思ったが、今週はずっと寝不足が続いた為起きれず。

それでも、午前中から、夕方の役員会に向けての作業開始。

2時間か3時間もあれば出来るだろう、十分開始時刻に間に合うと思ったのであります。

ところが、いくつものハードル出現。

まず、PC。

私が普段使用している古いノートPCを何故か娘が学校へ持って行ってしまっている。娘のPCの方が軽くて性能も良いのに。

それで、娘のPCで作業。

ところが、慣れないWindows7。

ちょっとしたことでも操作に戸惑い、作業性が低下。

更にEXCELのバージョンが違うのが致命的。

操作を間違え間違えで、更に作業が減速。

細かな入力ミスなどで数字が合わない所の確認修正も済み、さあ印刷しようとすると、今度はプリンターがインク切れ。

買いに出なければならないけれど、車は買い物でカミサン使用中。

電話して早目に戻って貰う。

近所のディスカウントショップでインクを調達し、現時点での決算書を完成させる。

結局、役員会には1時間半遅刻。m(__)m

(写真は、これとは全く関係ありませんが、昨日近く迄行った新装オープン間近の東京駅)

シャルル・ミュンシュ指揮ボストン交響楽団(SONY盤)

大好きな「海」を懐かしい音源で聴いてみました。

遥か昔、社会人になった頃、カセット式のウォークマンが発売されました。

当時、これは大革命。

今まで室内でしか聴けなかった音源がどこにいても聴けるようになったのですから。

しかし、CDが出る前で、悲しいかなカセットテープ式。

何回も再生している内に、テープが伸びてしまったり、最悪テープが絡んだりして駄目になってしまう場合も。

そんなリスクがあるので、録音されたカセットを買うことは稀で、FMからのエアチェックが中心でありました。

勿論、いくつかは購入致しました。

その一つが、ミュンシュの「海」。「夜想曲」とのカップリングでした。

当時、数少ないカセット録音物を何回も繰り返し聴いたものです。

その懐かしい音源。

久々聴くとやはりこれはミュンシュの音楽。

ドビュッシーらしい柔らかは勿論あるのですが、重心やや低めでトゥッティでは力強く迫力も。

今となっては録音が古い所為もありますが、細部を磨き上げるのでは無く、太筆で大胆に描いた海。

記憶の中の演奏と少し違いましたが、これもまた海の一つの見事な表現と思います。

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チャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲」他、オイストラフ、コンヴィチュニー他

2012-09-29 06:39:36 | Weblog
「川下」じゃあなくて、これは「風上」だよなという印象。

一昨日夜、開店初日の新宿「ビックロ」に寄ってみました。

ビックカメラとユニクロの複合店舗。

話題のお店とあって凄い人。レジやエスカレーターも行列で、通勤時間帯のターミナル駅の感じでした。

やはり初日に行った渋谷の「ヒカリエ」(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/4576214a5069296086c4032b2ab4449e)でも似た印象がありましたが、大規模小売店が街を変え、トレンドを作り出している。

商品の流通で、昔から「川上」、「川下」という例えが良く使われます。

メーカーが川上で、小売業が川下。

メーカーが作ったものが、中間の卸(川中)を通って、川下の小売業から消費者に渡るイメージ。

作れば売れた高度成長時代はこれがピッタリ当てはまりました。

黙っていても、川は上流から下流に流れて行きますからね。

しかし、ご存知の経済環境下。

メーカーと小売業の位置関係が逆転してしまいました。

川上ならぬ「風上」に居る小売業が消費者からの風を受け、その情報を中間流通を経て(或いは中抜きして)「風下」に流す、そんな構図になったのかと思います。

或いは、風上の小売業が「風を起こす」=トレンドを作り出す。

そして、中間流通やメーカーがその風を受けて商品に反映。

勿論、「完全中抜き」とも言える、風上が直接作ってしまうプライベートブランドといったものもあります。

メーカーと小売業のポジションが変わっただけでなく、放っておいても自然に流れる「川」から、無風もあるし暴風もある「風」に変化。

また、運ばれるものが、川の時代には「モノ(商品)」というハードウェアだったのが、風の現代は「情報」というソフトウェアに。

ビックロを覗いて、ふとそんなことを思いました。

ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)、フランツ・コンヴィチュニー指揮シュターツカペレ・ドレスデン(チャイコフスキー、1954年録音)、ダヴィド・オイストラフ、イーゴリ・オイストラフ(ヴァイオリン、ヴィエニャフスキ、1957年録音)、ダヴィド・オイストラフ、イーゴリ・オイストラフ(ヴァイオリン)、フランツ・コンヴィチュニー指揮ゲヴァントハウス管弦楽団(サラサーテ、1957年録音)(MEMBRAN盤)

1.チャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲」
2.ヴィエニャフスキ「エチュード・カプリース」より、第2、4、5番
3.サラサーテ「ナヴァーラ」

苦手系作曲家のチャイコフスキーですが、例外的に好きな曲はいくつかあります。

その中でも筆頭格の大好き作品がヴァイオリン協奏曲。

数多いヴァイオリン協奏曲の中でも極めて上位に位置し、「私的三大ヴァイオリン協奏曲」は、ベートーヴェン、バッハの3曲(←ずるいと言わないこと(笑))とチャイコフスキーであります。

ロマンチックですが、ただ甘美なだけでない骨太さもあり、技巧的なヴァイオリンも快感な音楽。

刷り込みは、オイストラフの古いSP録音からの復刻LP。

曲の特徴とオイストラフのヴァイオリンがピタッとはまったのも、この曲の好印象の大きな要因だったのでしょう。

こちらの録音は、モノラルと言えど、そのSP録音よりはずっと良い音。

コンヴィチュニーの甘美さを排した重戦車のようなオケに載って、野太いはずのオイストラフのヴァイオリンが不思議に甘口に聴こえます。

40代半ばの脂の乗り切ったオイストラフの演奏は聴き応え十分。

やはり、この曲好きだなあ~。

後年、オーマンディと入れたステレオの定盤は持っていないので是非入手せねば。

カップリングのヴァイオリン2挺によるヴィエニャフスキの曲と、ヴァイオリン2挺にオケ伴奏のついたサラサーテの曲はたぶん初めて聴きましたが、ヴァイオリンの面白さを再認識させてくれました。

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