golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

1735回N響定期(9/26サントリーホール)モーツァルト交響曲1、41番、ハイドン交響曲102番、プレヴィン

2012-09-28 00:02:10 | Weblog
琥珀色の音。

昨夜は、minaminaさんのご厚意でチケットを頂戴し、コンサートに行って参りました。

しかも、1階のS席という素晴らしいロケーション。

アンドレ・プレヴィンの指揮で、モーツァルトの最初と最後とハイドンの102番という交響曲3曲のプログラム。

モーツァルトの第1番は、8~9歳時の作品。

激安BOXのアリゴーニ指揮の全集で聴いてはいるけれど、はてどんな音楽だったか…?

弦楽合奏にオーボエ2、ホルン2が加わるシンプルな構成で、弦楽四重奏を拡張したイメージですが、ちゃ~んと交響曲としての完成体となっていて、改めて思うモーツァルトの天才。

プレヴィンの優しい眼差しを感じる演奏でありました。

2曲目は、普通プログラムの最後に来そうな「ジュピター」。

編成が大きくなり多彩になった分、プレヴィンのまろやかな音楽は、より特徴を増す。

大好きな作曲家のメシアンは、音楽から色を感じたと言われていますが、プレヴィンのモーツァルトは「琥珀色」。大人の音楽であります。

長年醸成され熟成した音楽は、鼻にツンと来る刺激臭など全く無く上質でまろやか。

ピリオド演奏に慣れてしまった耳ですが、現代楽器による厚手のモーツァルトともまた路線の違ったプレヴィン独特の音楽。

最後のハイドン102番は、機知に富んだハイドンらしく刺激がもう少し欲しい気もしましたが、弦は勿論のこと、2、3楽章の管楽器の絡みが美しかった!

歩くのも辛そうで介助の方に支えられて舞台の袖と指揮台を往復したプレヴィンさんでしたが、素晴らしい響きを聴かせて頂きました。

アフターコンサートは、会場近くのコスパ最高のお店。

写真の「2時間飲み放題」コースを選択したら、コンサート終了後から飲み始めたという時間感覚を失い、ついつい長居してしまいました。

minaminaさん、遅くまで付き合わせてしまい、申し訳ありませんでした。

そして何より、素晴らしいコンサートを有難うございました!

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