golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ホルスト「交響曲《コッツウォルド丘陵》、バレエ音楽《どこまでも馬鹿な男》」他、ボストック

2012-09-16 21:41:07 | Weblog
まだまだ最後まで食らい付いて行きますよ、ホークス。

3連敗で暗雲立ち込めておりましたが、今日は新人武田で勝利。藤岡、森福、柳瀬、岡島のリリーフ陣も危ない場面もあったものの良く抑えてくれました。

長谷川の2ランが効きましたね。ちょっと地味ながらも攻守走揃った、南海以来の伝統の粘り強いホークスらしい好選手。

明日は、エース攝津の登板。

残り試合全勝の勢いで、是非大逆転優勝を飾って欲しいものです。

ダグラス・ボストック指揮ミュンヘン交響楽団(MEMBRAN盤)

「ブリティッシュ・シンフォニック・コレクション」BOXから。

「惑星」が突出して有名なグスターヴ・ホルスト(1874~1934)のオーケストラ作品集。何れも初聴きの曲。

1.交響曲「コッツウォルド丘陵」
2.「ウォルト・ホイットマン」序曲
3.「ハンプシャー」組曲
4.バレエ音楽「どこまでも馬鹿な男」
5.スケルツォ(未完の交響曲より)

交響曲「コッツウォルド丘陵」は、4楽章から成る30分弱の曲。

コッツウォルドは、イングランド中央部の標高300mほどの丘陵地帯だそうで、なだらかに進む音楽も穏やかな陽光に包まれ、聴いていて気分良い音楽。

「惑星」のようなスペクタクル感はないけれど、ある意味こちらの方がイギリス音楽らしい?

強烈なインパクトは勿論、印象的なメロディもありませんが、微笑みに包まれた音楽はなかなかの佳品。

もっと聴かれて良い曲と思いました。

「ウォルト・ホイットマン」序曲は、「草の葉」で知られるアメリカの詩人をタイトルにした曲。

7分半ほどのこちらも、特徴的な要素は強くありませんが、親しみ易く、適度な勢いを持って流れる音楽はなかなか気持ち良い。吹奏楽も得意なホルストらしく金管楽器も活躍します。

吹奏楽のための第2組曲をゴードン・ジェイコブがオーケストラ用に編曲した「ハンプシャー」組曲。

原曲を知らないのですが、吹奏楽をベースに品良く弦を配備していて良く出来た編曲なのではと思いました。

口ずさみたくなる元気の良いメロディや旅愁をそそる旋律に満ちた楽しい曲。グリーンスリーブスも聴かれます。

「どこまでも馬鹿な男」は、同名のオペラの導入部がしばしばバレエ音楽として独立して演奏されるとのこと。

祈り、地の精の踊り、水の精の踊り、火の精の踊りの4曲から成ります。

何となく「惑星」をも連想するタイトルですが、音楽も「地の精」のダイナミックさ、「水の精」の静かな美しさ、「火の精」の熱狂と、共通項ある音楽。当然、親しみ易さを有しています。

未完の交響曲の一楽章という「スケルツォ」も、ダイナミックさと中間部の抒情で短いながらも意外に聴き応えあります。アンコールピース向き?

「惑星」以外のホルストもなかなか良いなと実感した一枚でした。

前に取り上げた激安ニールセンBOXでもなかなか良い演奏を聴かせてくれたボストックは、こちらのBOXでも手堅くかつ自然な演奏を聴かせてくれています。

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