golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

パガニーニ「奇想曲第24 番による華麗なる変奏曲」

2008-06-21 23:34:15 | Weblog
先ほどまでソフトバンク-巨人戦を見ていて、更新が遅くなりました。

終盤から見始めたのですが、延長12回の好試合でした。残念ながらソフトバンクがサヨナラ負けを喫してしまいましたが。

2/23にブログ始めて以来、取り敢えず毎日更新。只、文字を埋めているだけの日も多いのだけど、今日も何とか更新記録を継続したい。23:59までに。

ということで、短い曲。

スコット・セント・ジョン(ヴァイオリン)サイモン・ウィンバーグ(ギター)(NAXOS盤)

今まで120試合、じゃなかった120回位書き込みしているが、パガニーニ投手は初登板。(因みに、まだ登板させていない大物投手が何人かいます)

今日は、ちょっと変化球ということでこの曲。

有名な奇想曲第24番のギター伴奏付バージョン。

パガニーニは、ギター曲を書いた有名作曲家の数少ない一人。

独奏曲もあるし、ヴァイオリンとの合わせ物も。

原曲ほぼそのままに、ヴァイオリンを邪魔しない程度にギター伴奏を付けたといった曲。

ギターを弾く恋人との合奏用に編曲したらしいが、主役はあくまでもヴァイオリン。

どうだ俺のヴァイオリン凄いだろ!と、パガニーニの勝ち誇った顔を想像してしまう曲です。

パガニーニさま、カッコイイ~

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私は過激?

2008-06-20 20:16:01 | Weblog
死刑は促進すべき。

秋葉原事件の犯人は即銃殺が適正な措置!

社会正義を取り戻せ!!

じゃなきゃ、音楽どころではない!!!

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シューマン「交響的練習曲」ポリー二

2008-06-20 19:05:08 | Weblog
「ピアコン」あります。

って、飲食店に掲げられたビールの宣伝ではなくって…。

ピアノコンクールでも、ビアノコンチェルトのコンサートでもありません。

「ピアノコンプレックス」ですな。

残念ながら、ピアノもヴァイオリンも弾けなくて、楽器はギターをいたずらするだけ。(とても、弾けると言えるレベルでない)

いたずらするだけ(最近はいたずらさえせず、弦も切れたまま)であっても、ギターには愛着は感じます。

ヴァイオリンやフルートなどのクラシックの王道を歩む楽器を演奏出来る人も勿論羨ましいのですが、基本的にそれらは旋律楽器。

ギターは長い音の保持は出来ないけど、自分で伴奏も付けられるから、独奏にも向いているぞ、とヴァイオリンやフルートなどと較べた優位性を挙げることにより、コンプレックスの度合いを低減することが可能です。

しかし、対ピアノは分が悪い。

音域、保持音、和音、音量と機能面でギターは大きく水を開けられている。

名曲の質と数もしかり。

勿論、楽器の魅力、音楽の歓びはそれらだけじゃないのだけれど…。

「ピアノ」という印籠には弱いなあ。

ポリーニ(ピアノ)(グラモフォン盤)

ピアノの美しさ、威力、表現の多彩さ…、これでもかとピアノの魅力を見せつける曲。

久しぶりに聴いたCDだけど、軟弱なgolf130は簡単に白旗を挙げ、叫んでしまいます。

ビアノバンザイ!、シューマン\(^O^)/

数多いビアノ曲の中でも、だいだい、だ~い好きな曲、そしてピアニストです。

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シベリウス「交響曲第2 番」サカリ

2008-06-19 22:52:32 | Weblog
名前のイメージからも、地球上の位置からも極寒の地を想像してしまいますが、必ずしもそうではないようですね、アイスランド。

火山島で地熱や暖流の影響で、フィンランドやスウェーデンの北部と比べて、むしろだいぶ暖かいようです。

Wikipediaによると、北海道と四国を合わせた位の広さの国土に人口約30万人。

国民一人当りのGDPが世界第5位とか、クリーンエネルギー(水力発電8割、地熱発電2割で、火力、原子力なし)とか、温泉が多いとか(笑)魅力的な言葉が並んでいて、行ってみたくなります。

サカリ指揮アイスランド響(エイベックス盤)

たまには、ちょっと苦手な作曲家。

ここのところ暑いし、昨日の会社帰りに買った500円CD。

地熱の国だけあって、なかなか温度の高い演奏。所謂「爆演」ではないけれど、意外に熱を帯びた演奏。

こういうシベリウス像はちょっと想像しなかったけれど、また涼しくはならなかったけど、なかなかのお値打ち品でした。

今年このオケ来日するのですね!

こんな素敵なオケがあったり、音大もあるそう。30万という地方都市並みの人口の国で、世界で活躍する演奏家もいたりと、益々興味をそそられる国です。

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R・シュトラウス「四つの最後の歌」シュワルツコップ、セル

2008-06-18 20:49:08 | Weblog
カブトガニさん、カブトガニさん、あなたも少し進化した方がよろしいんじゃないのですか?

クモさん、進化って何だ?

えっ、カブトガニさんは進化をご存知無いのですか!

進化っていうのは、環境の変化に適合するような、形や機能を変化させることですよ。

元々はカブトガニさんと私達クモは同じ仲間だったのですよ。

いやだなぁ、蜘蛛助と一緒だなんてイメージ悪い。兜の方がカッコいいぞ。

姿はどっちもどっちで、お互い決してよろしくないと思いますが…。

我々クモ類は、網を張って獲物を捕まえる技を習得したり、糸を使って空中を飛行出来るようになったりなど、色々努力して進化して来たんですよ。

それに比べて、カブトガニさんは2億年も前からほとんど進歩が無いらしいじゃないですか。ずっとその古臭い姿のままじゃないですか。

変われば良いってもんじゃないよ。クモさんは嫌われ者のことが多いけど、我々は長年この姿を保って来たせいで「生きている化石」として、珍重されているんだから。

シュワルツコップ(ソプラノ)セル指揮ベルリン放送響(EMI盤)

もし、R・シュトラウスが現代音楽の語法に転換していたら、どうだったんでしょうかねえ。

1864年生まれで、1949年に亡くなったR・シュトラウス。

この曲が書かれたのは1948年!

ストラビンスキー「春の祭典」の作曲が1913年。シェーンベルクが12音技法を使い始めたのが1920年代。今だに前衛的な響きを保持しているヴァーレーズ「イオニザシオン」が1930年頃。

1948年にはジョン・ケージはプリペアド・ピアノの曲を作っていたぞ!

それらと比べ、なんとアナクロな作品。ロマン派バリバリじゃないか!

でも、R・シュトラウスは弧塁を守ってくれて本当に良かった。

じゃなきゃ、この限りない憧憬とこの世ならぬ美しさに満ちた人類の至宝は存在しなかったのだから。

またこのロマンを極めた曲が、84歳の老人の手になるものというのも驚異。

クラシック界の「生きている化石」に感謝。

golf130さん、golf130さん、「生きている化石」って、リヒャルト・シュトラウスはとっくの昔に亡くなっていますが(笑)。

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オルンスタイン「ピアノソナタ第7 番」

2008-06-17 08:16:52 | Weblog
すみませんね、お茶一杯のつもりが、ついつい話込んでしまって。

いえいえ、また寄ってくださいよ。こっちも話相手が欲しいんですから。
ところでまだもう少しお時間ございます?

ええ、特に急ぎの用事もありませんが…。

それじゃ、おじいちゃんのピアノちょっと聴いていって下さいませんこと。十美子さんピアノの先生ですものね。

今は育児休職中だが、十美子は小学生の音楽教師である。

先ほどお庭にいらっしゃるのをお見かけしたお爺様ですよね。
おいくつになられるんですの?

今年百歳なんですよ。

え~っ、かくしゃくとされていて、とても百歳には見えなかったですよ。しかも、ピアノまでお弾きになられるんですの?

ええ、まあ…。

じゃあ、せっかくですから、聴かせて頂きましょうか。

十美子は学生時代に受けた「音楽療法」の講義を思い出していた。

老人の痴呆防止にも音楽は有用との話だった。ピアノ演奏など指先を使うのは更に効果的だという記憶もある。

おじいちゃん、十美子さんがピアノ聴いてくださるって。

軽く会釈すると、老人はピアノのある応接間に向かった。百歳とは思えないピンと伸びた背筋に十美子達も従った。

(ボケ防止のために習い始めたんでしょ。でもまあ、人差し指だけの単音であっても、百歳のおじいちゃんがピアノ弾くんだもん、凄いことよね)

(さくらさくら?それとも、ちょうちょちょうちょ、かな?)

十美子は、これから弾かれる曲を想像し、いつの間にか体が三拍子を刻んでいた。

老人が皺がれた両手を鍵盤に近付けた。と同時に、音の激流が渦巻き出した。

それは更に激しい濁流となって、十美子を飲み込んで行った。

一体何なの!、この凄い音楽、この後期高齢者?

ウェーバー(ピアノ)(NAXOS盤)

今日は祖母の誕生日。
101歳になりました。

100歳になると色々お祝いを頂戴出来るのですね。

昨年頂いた、首相、知事、市長名の賞状やら記念品が、実家に飾ってあります。

最近ちょっとボケて来ていたり、家の中を歩くのもつたい歩きでやっと、という状態ですが、普通の物を食べられるし、1日も長生きして貰えればと思います。

オルンスタイン(1892?~2002)、ウクライナ生まれのアメリカの大変長寿の作曲家、ピアニストです。

この曲は、1988年の作品とのことで、95~6歳の頃。100歳近くてこのパワー、驚異的です。

現代音楽ですが、決して聴き辛い曲ではありません。
無調的な音楽ですが、無機的であったり静謐であったりではありません。

ほとばしる生のパワーを感じます。ちょっと印象派風な美しい部分もあります。

珍品のつもりで買ったCDでしたが、なかなか凄い曲でした。

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ドビュッシー「映像第1 集、第2集」ベロフ

2008-06-16 23:00:15 | Weblog
色々な作曲家がいるけど、モーツァルトとドビュッシーって、特に天才という感じがする。

勿論、名だたる作曲家は皆天才に違いないのかもしれないけれど。

例えば、ベートーベンにしてもマーラーにしても、作品の中で、懊悩して、呻吟して、推敲して生み出した、と感じる部分がある。

ブラームスなどもそうだし、ブルックナーなどは版が色々あることからしても典型的。

バッハなどは、納期に間に合わせる為、自身の過去の作品を流用して手抜きしたりもしている。(そこもまた人間的で好きなところだが)

それに対してモーツァルトの曲は、天なのか神なのか、何か別世界から音楽が降臨して来て、モーツァルトの手はそれをスラスラと書き留めただけ、という印象を受ける。

音楽の中身その物には深い哀しみや寂寥を感じても、それを産み出す過程の苦悩が見えない。

ドビュッシーの音楽も同じ匂いがする。極めて自然に音楽が流れる。

モーツァルトやドビュッシーはもしかしたら「イタコ」かもしれない。

そうあの恐山のイタコと同様に、別世界の言葉(音楽)をこの世界に伝えてる為に生まれて来たのかもしれないのである。

ベロフ(ピアノ)(DENON盤)

こういう蒸し暑い季節には涼やかな曲を、ということで今日はこの曲。

第1集
1.水の反映
2.ラモーをたたえて
3.運動

第2集
1.葉ずえを渡る鐘の音
2.そして月は廃寺に落ちる
3.金色の魚

さすが、イタコである。

響きが東洋的である。実際、タイトルからも分かるように、東洋(中国)趣味の作品である。

山紫水明の深山の古寺といった風景も目に浮かぶ。

イタコだから、この曲を聴いて、水郷、千葉県の潮来市の風景が目に浮かんだとしても、それもまた正しい。(残念ながらイッタコとない)

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ハイドン「トランペット協奏曲」セガル、ジンマン

2008-06-15 21:42:28 | Weblog
この曲を聴いていて、中学に入った頃の事をふと思い出しました。

当時親しかったT君が、トランペットを買って貰ったと学校に持って来て、音楽室で聞かせて貰った日の事で、何故か鮮明に覚えています。

始めたばかりで、何とか音が出せるという程度で、まだちゃんと曲が吹けるようにはなっていませんでした。だから「聞かせて貰った」というより「見せて貰った」という方が正確かもしれませんが。

それでも、3つのバルブと唇で色々な音が出せ、楽器って面白いな!って、漠然と思ったことを記憶しております。

T君が演奏しようとしていたのはどんなジャンルの曲だったのか、良く覚えておりません。クラシックではなかったことは確かですが。

2年からクラスも変わってしまい、T君とは疎遠になってしまいましたが、今どうされているのでしょうか?

セガール(トランペット)ジンマン指揮チューリヒ・トーンハレ管(ARTE NOVA盤)

今日は(私の中で)再評価中のハイドンです。

有名なトランペット協奏曲、平明で美しいメロディを聴いていたら、純粋な少年だった中学当時の事を思い出してしまいました。

その少年も、今は「純粋な中年」になってしまいましたが。

まあ、純粋と言っても「中年度100%」という事で、意味合いが異なりますが(笑)。

おい誰だ、「老人度50%じゃないか」何て言っているのは!

ハイドン、これからも色々聴いて行きましょう。音楽の純粋な喜びがそこにたくさんありそうですから。

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作者不詳「夏は来たりぬ」ヒリヤード・アンサンブル

2008-06-14 16:09:49 | Weblog
1972年、ミュンヘンオリンピックの開会式で子供達により歌われた曲です。

この大会は、イスラエルの選手村がテロリストに襲撃され、尊い命が多数奪われた、血塗られたオリンピックとなってしまいました。

しかし、開会式はスタジアムで多数の子供達が歌い踊る、美しくも感動的なものだったと記憶しています。

ポール・ヒリアー指揮ヒリヤード・アンサンブル(harmonia mundi france盤)

1300年頃の世界最古の世俗合唱曲らしいです。

6声部のカノン、輪唱ですね。2分足らずの短い曲。

ところで、最近の小学校では、輪唱はどんな曲を歌うのでしょうか?

私の頃は「蛙の歌が~♪」でしたが(笑)。

思い切って、この曲など採用したら良いのではないでしょうか。

700年も昔の曲を歌うという経験。そしてそんな昔であっても、現代の子供達にも伝わるであろう、夏になった喜び、生き生きとした感情。

なかなか教育的だと思うのですが…。

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C.P.E.バッハ「ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ」

2008-06-13 21:45:36 | Weblog
私の私のカールは、左利き~♪

Wikipediaによると、バッハの息子の中で唯一、左利きであったそうな。

そのため、弦楽器が苦手で鍵盤楽器の曲を多く残したとのこと。

いやいや、どうしてどうして。ここでは、ヴィオラ・ダ・ガンバの超絶技巧も聴くことが出来ます。

Wq.136、Wq.137、Wq.88のソナタ3曲。

パンドルフォ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)アレッサンドリーニ(チェンバロ)(BRILLANT CLASSICS盤)

中世から現代まで、割合と片寄り無く聴いているつもりだけど、余り聴かない「空白区」もいくつか存在するようです。

バッハとモーツァルトの間の時代は典型的な「空白区」ですね。

先日のハイドンもそうだし、他の作曲家も含めほとんどCDも持っていません。

バッハの息子達の曲もこれ1枚のみ。

カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714~1788)、生前は父親を凌ぐ名声を有していたとのこと。

最初聴いた時は、ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロという楽器に惑わされていたのか(笑)、バロックに聴こえましたが、伸びやかで、軽やかで、またバロックとは違った楽しさがありますね。

この「空白区」も、色々聴いていけば「宝の山」に大化けする可能性もありそうです。

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