golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ド・ヴィゼー「組曲二長調」スミス

2008-06-11 22:10:44 | Weblog
カルメンのビゼー(BIZET)ではありません。

バロック時代フランスの作曲家、ド・ヴィゼー(VISEE、1650~1723)。

クラシック聴き始めた頃から、チェロよりもヴィオラ・ダ・ガンバ、ギターよりリュートの音色が好きでしたね。

雅びな響きが何とも言えません。

ここではテオルボ(大型、低音のリュート)の演奏です。

ホプキンソン・スミス(テオルボ)(ASTREE盤)

1.プレリュード
2.アルマンド
3.クーラント
4.ガボット
5.サラバンド
6.ジーグ

の6曲から成るフランス様式の組曲。

ギターで演奏されることも多い作曲家ですが、やはりリュートやテオルボといった古楽器で味わいたいですね。

雅びで気品ある響きとともに、明るさ、暖かさを有していて、リュートやテオルボの柔らかな響きがマッチしていますから。

同じリュート系の組曲でも、ドイツのバッハやヴァイスとは趣きがだいぶ違います。

この独特のヴィゼーの音楽、何か似たものがあると漠然と思っていたのですが、今日ふと思い当りました。

モナリザですね。

或いは、中宮寺の国宝菩薩半跏像(口元に手を添えて微笑んでいる仏像)。

高貴だが優しい音楽です。

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