golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ベートーウ゛ェン「弦楽四重奏曲第1番」

2008-04-21 08:20:58 | Weblog
背番号1、投げました。

打った、強い打球が三遊間に。

飛び付いた!背番号52。

背番号3に送球、アウト!!

いやしかし良くキャッチしましたね背番号52は。ねえ、国民背番号三千六百二十三万三千九百五十四さん。

凄いファインプレーでしたよね、国民背番号九千百五十一万三千七百二十さん。


「国民総背番号制」が話題になったのはいつでしたっけ?

その制度が導入されると上記のような状態になるものだと思っていました。

絶対反対でしたね。名前ではなく背番号で呼ぼうとすると不便でしょうがない。長い数字をいくつも覚えられないし。

アルバン・ベルク四重奏団(EMI盤)

ブログを始めてから、聴き方に変化した点がいくつかあります。

1.同じCDを繰り返し聴くことが減った。
…次の記事を書くため、気に入ったCDを繰り返し聴きする時間的余裕がありません。

2.長い曲を聴くことが減った。
…これも時間的制約から。

3.タイトルの付いた曲がつい多くなってしまう。
…これは与太話を書いているからですね。つい、ネタにし易いタイトル付きが多くなってしまいます。

…と言うことで、今朝はタイトル無しの番号だけの曲。

ベートーウ゛ェンの弦楽四重奏曲は、中期、後期の何曲かは大好きですが、初期の曲は馴染み薄です。

改めて1番を聴いてみましょう。

初期の曲は、まだモーツァルトなど影響下にもあるのでしょう。

しかし、第1楽章の堂々とした曲調など、既にベートーヴェンの骨格になっている感じがします。

第2楽章の哀調もなかなか。映画やドラマで使われれば人気メロディになる素地はあります。

第3楽章の躍動感、そして全曲を統合する第4楽章。

初期曲も聴き込んでみないといけませんね。

では。

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モーツァルト「フルートとハープの為の協奏曲

2008-04-20 20:38:07 | Weblog
昨日は、友人が勤務する理化学研究所の一般公開に行って来ました。

埼玉県和光市にある日本の、いや世界的にも最先端の研究施設。

脳などの生命科学、巨大な加速器による原子物理などの研究成果が展示、説明されておりました。

科学音痴の私にはチンプンカンプンなものもありますが、アルツハイマーの研究など最近物忘れの激しい私としては他人事でなく注視するものも。

また、鳥がどのようにして鳴き声を習得するかという研究なんていうのもありました。

脳についての研究の中で、多数の脳細胞が同期してはじめて脳がうまく機能することが解った、という説明のがあり、オーケストラを連想。

見学者のお土産に、あさがおの種を貰いました。何でも「重イオンビーム」(何じゃそれ?ウルトラマン光線の様なものだろうか??)を照射してあり、次の世代に新しい色や形の花が咲く可能性があるとのこと。

これは楽しみ。うまくいけば、来年新種が見られる訳です。

写真は、友人が考案、製作した2進数を10進変換に変換する装置。子供にも興味を持って貰えるように作ったそうです。
(写真は、右側のスイッチをいずれも上(2進数で「11」)にして、10進数の「3」が表示されたところ)


世界でも何番目かという超高速のコンピューターセンターに、計算の歴史が偲ばれる珍しいソロバンや手回し計算機、昔のメモリ装置などと共に展示されていました。

やはり友人作の、ビー玉計算機も面白かったですね。

足したい数字のところにビー玉を置くと、パチンコの様に玉が転がり、羽根を動かすことにより足し算の答えが表示される仕掛け。

やはり、コンピューターの原理が子供にも分かり易いようにと作ったものとのこと。

夜、家に帰って来たら、娘が数学を教えろと言う。

分からない所なら「勉強は自分でやらないと身に付かない」とか言って逃げるのだが、幸い何とか分かる内容で教えることが出来た。

ということで、苦手な数学、数字に珍しく触れた一日でした。

ランパル(フルート)ラスキーヌ(ハープ)パイヤール指揮パイヤール室内管

昨日、数字に関して再認識したのだが、今日「4.20」は何の日だったのだろう?

昨夜、カラオケボックスの窓から空を見たら、まだ明るく、随分日が伸びたなあと感じたが、もしかしたら春分の日?

いやいや、さすがにそれは過ぎている。そもそも随分早い時間からカラオケボックスにいたのだし。

果たして今日は何の日だったのだろう?

昨日見た、アルツ…の文字も頭を過る。

あっそうか!結婚記念日でした。遥か昔のことだし、毎年特に何もしないので、完璧に失念してました。

ということで、今日はこの曲。

モーツァルトが誰だかの結婚記念日の為に作曲したんだったよな。

久々の聴取ですが、いつ聴いても優美で幸福感に溢れた名曲だなと思います。月並みな表現だけど。

この演奏は昔からの定番中の定番。オリジナル楽器演奏のものなども欲しいと思わなくもないけど、優雅を尽くした一つの完成型でありこれ一枚で十分満足しております。

モーツァルトは最近たまにしか聴かないけど、バッハと同様、いい曲、素晴らしい演奏に触れると、ハマってしまって暫らくはその作曲家ばかり聴いてしまう危険性を孕んでいます。

さて、今日が何の日かカミサンにいったものかどうか…。向こうも忘れているようだし、どうしよう?


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ウ゛ィウ゛ァルディ「フルート協奏曲、海の嵐

2008-04-19 10:16:01 | Weblog
この恩知らずめが!

すみません。

いったい誰のお陰だと思ってるんだ!

申し訳ございません(平身低頭)。

お前がな、こうやってブログ書いて要られるのも、こちらにおわす先の女子孤児院音楽教授ヴィヴァルディ侯のお陰なるぞ、頭が高い控えおろう~。
(印籠替わりに「四季」のCDをかざす)

ははっ―。

クラシックを好きになったきっかけは、確かに「四季」。当時、夢中で聴いておりました。

しかし、その後この作曲家に対して余り熱心な聴き手でありませんでした。

バロック音楽の高名な評論家の方が、ヴィヴァルディの音楽は品がない、といった内容のことをお書きになっているのを昔読んだことも影響したのかもしれません。

プレストン(フルート)ホグウッド指揮エンシェント室内管(DECCA盤)

今朝は強風。
となると、毎週通っているゴルフスクールは?

家を出ようとして、念のため電話して正解。

ゴルフ場閉鎖中。スクールについては昨晩休止が決まり、留守録に入れてくれていたそうですが、遅く帰った為、聞いていませんでした。

嵐のような強風に因んで?今朝はこの曲。

でも改めて聴いてみると随分と穏やかな嵐。今朝の風の方がむしろ強かったかな。

命名の経緯を知らないのですが、「海の嵐」となると船は難破しそうになったりして大変ですよね。

しかし、さざ波か、せいぜいちょっとした高波の感じ。優雅でさえある。

もしかして、「難破」ではなく「ナンパ」?なんて、げすの勘繰りも。

よく、女性をハベラかせて街を歩いていたという話もあるようなので(羨ましい)。

決して下品ではなくイイ曲だなと思いますが、バッハや先日のビーバーの曲のような感動、満足感とは違うこともまた事実。

昨日のテレマンの感興ともまた違う。

サラリと耳に心地よいが、スーと通り過ぎて行ってしまう。

また日を改めて聴いてみましょう。

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テレマン「水上の音楽」

2008-04-18 08:26:46 | Weblog
高校時代、テレマン愛好会に入っていました…。

大学入学当時、クラスメンバーの自己紹介の一文にそう書いた奴がいました。

おっ、趣味の合うのがいるぞ!早速、話掛けてみました。

テレマン愛好会に入っていたんだって!?

うん、高校の時ね。

どんなのが好きなの?

あまり有名じゃないかもしれないけど、「海のトリトン」とか…。

あれって、「海の~」だっけ?まあいいや。確かに有名じゃないかもしれないけど、俺も好きだよ。

そうか君も分かってくれるか!あれは手塚治虫先生の隠れた傑作だと思うけど、意外に知られて無くて。うれしいよ、理解してくれる人がいて。

えっ?、テヅカオサム?
オマエ、一体何の話してるんだ?

勿論、テレマン。テレビマンガのことだけど…。

ドッと疲れたのを記憶しております。

当時まだその言葉はありませんでしたが、アニメオタクでした。

ゲーベル指揮ムジカ・アンティクヮ・ケルン(ARCHIV盤)

今朝は、バロックを代表する作曲家の一人、テレマン(1681~1767)です。

ヘンデルの曲は勿論傑作ですが、こちらの曲も決して負けていませんよね。

序曲
サラバンド「眠るテティス」
ブーレ「眠るテティス」
ルール「恋するネプトゥーヌス」
ガヴォット「踊るネーレウスたち」
道化「戯れ遊ぶトリトン」
嵐「吹き荒ぶアエロー」
メヌエット「心地よい西風」
ジーグ「潮の満干」
カナリー「愉快な舟人たち」

「ハンブルクの潮の満干」とも呼ばれるこの曲は、神話に題材を取った描写的な舞曲で構成される楽しい組曲。

嬉々として、軽やかで、テレマンの面目躍如ですね。

降車駅に着きましたので、ここで失礼いたします。

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チャイコフスキー「弦楽四重奏曲第1番」

2008-04-17 08:26:05 | Weblog
メタボ検診で引っかると大変だぞ、とgolgo13さんからも脅かされています。

出来るだけ糖分のあるドリンクは飲まないように心掛けているが、甘いものは好きなのでつい食べてしまいます。アルコールも良くないのは勿論なのですが…。

アルコールについては、抑制を図ろうと、数年前から手帳に「勝敗」を付けています。飲まなかった日:○、飲んだ日:×。

例年、勝敗は拮抗しているか、少し勝が上回る状況。
今年は昨日までで68勝39敗、順調な成績です。

原則、家では飲めない、飲ませて貰えないので、土日は○になることが多いのですが、ここのところ休日に飲む機会も重なっている。それも勘案すると結構良い成績です。誰も誉めてくれないけど。

だいぶ勝ち越ししているからと安心してはいけませんね。

これからの季節、ビールがありますから。

ほんとビールはヤバイ。

ビールだけ飲んでる分にはまだ良い(尿酸値高いから本当はダメなのですが)のですが、ビールはアルコール濃度の高いお酒の「導火線」になっちゃうからいけないんですよね。

ビール、発泡酒さえなければ、アルコールを減らせるのだが…。って、ホッピーとか飲んじゃうんですがね、笑。

スメタナ四重奏団(EMI盤)

あれ、何の話でしたっけ?そうそう、甘い物の話。

甘い食べ物は好きなのですが、甘い音楽は昔から苦手でした。

あと寒い国の音楽も。

チャイコフスキーはこの両方の条件を満たしているんですね。

ということで一部の例外曲を除いては苦手。

この曲もそんな訳で、ずっとLPもCDも持っていませんでした。

しかし数か月前のある日ふと、アンダンテ・カンタービレが聴きたくなり買ったCD。

クラ原主義者ですから、その楽章だけ抜粋して聴くことはしませんよ。常に全楽章通し、は基本です。

たまに聴くと、心優しく響く良い曲。

どうしても苦手意識が先に立って、特定の数曲以外にレパートリーが拡がらない作曲家ですが、もう少し色々聴いてみないといけませんね。

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ヴァレーズ「アルカナ」

2008-04-16 08:25:36 | Weblog
大変なことになったぞ!

関東大震災の復興もまだ済んでいないというのに、銀行が潰れるらしい。

まあ大変。それではすぐ預金を下ろさないと。

わしもそう思い、すぐ駆け付けてみたのだが、たくさんの人が集まっていて、銀行も閉まっていて大変な騒ぎじゃった。取り付け騒ぎと巷では呼んどるらしい。

幸か不幸か、我が家にはたいした預金など無いからまだ良いけど、金持ちは生きた心地しないだろうな。

そんな事おっしゃても、会社はこれから大変なのじゃありませんか。

どんだけ~~

貴様一体どこから入って来たのだ?お前男か?日本男児なら男らしい格好をしろ!

そんなの関係ねぇ、そんなの関係ねぇ~

またもう一人ケッタイな奴が入ってきたな。何じゃ、貴様のその踊りは?それに日本男児ならそんなへんな物、はくんじゃねえ。ふんどしにしろ、赤ふんを付けろ!

お父様、そんな人達どうでも宜しいじゃありませんか。それよりも、明日からの生活、いったいどのようにしたら良いのでしょう?

そりゃ、どげんかせんといかん。

ケント・ナガノ指揮フランス国立オーケストラ
(Warner Classics盤)

「ロザリオのソナタ」で、木曽さん、ウーツーさんお薦めのレツボア盤、是非聴いてみたくて、あるかな?アルカナ?と考えていたら、いつの間にかこのCDを手にしていました(笑)。

エドガー・ヴァレーズ(1883~1965)日本の暦で言うと、明治16年に生まれ、今から43年前、東京オリンピックの翌年に亡くなっている。

結構昔の人?、なのに今だにCDショップでは「現代音楽コーナー」にあることも多い作曲家。

私がクラシックを聴き始めた30数年前は、シェーベルク、バルトーク、ストラビンスキー辺りは、まだ現代音楽の感があったが、今となっては古典。

さすがに「現代音楽コーナー」にはまず無いのでは。

この曲は1927年完成。日本では、金融恐慌の年。

ヨーロッパでは、R・シュトラウスなどまだまだロマンティックな作品を書き続けていた時代。

こんな頃、ほとんど音響体だけの様な先鋭的な作品を生み出したのがヴァレーズ。何十年も時代を先取りしていた作曲家。

ロマン派後期の音楽と、前衛的な音楽が同居していた時代なんですね。

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ビーバー「ロザリオのソナタ」

2008-04-15 08:18:59 | Weblog
こんな大切なこと、何で今まで報告しなかったんだ!

すいません、色々忙しくて。

忙しいって言ったって、こんな重要なことだぞ。情報入手が遅れるってことは、とてつも無く大きな損失だってこと分かるだろ。

申し訳ありません…。

日頃から、報連相が大切だって、口を酸っぱくして言っているじゃないか。

  ………………

まあいい、これからは一刻も早く報告しろよ。「ロザリオのソナタ」みたいな魅力的な曲を見付けたら。

しかも廉価盤でオリジナル楽器の素晴らしい演奏が手に入るっていうじゃねえか。

今後そんな重要情報を隠匿していたら許さねえからな。

レイター(ヴァイオリン)アンサンブル・コルダリア(BRILLANT CLASSICS盤)

私は、中世、ルネサンス~現代まで比較的何でも聴く方ですが、「バッハを中心としたバロック」がホームグラウンドだと思っています。

特に、オリジナル楽器による演奏が一番すんなり入って来ますね。

長年バロック聴いていますが、まだまだ馴染みの無い作曲家も多く、本当に汲めど尽きない豊かな泉ですね。

ビーバー(1644~1704)についても、名前だけは知っていましたが未聴でした。

廉価盤のクレストシリーズにバロック・ヴァイオリン名手の寺神戸さんのCDが数種あります。その中に「ロザリオのソナタ」からの何曲かが入っているのを見付け、以来気になっておりました。

寺神戸盤を買おうかとも思いましたが、やはり全曲盤が欲しい。

マンゼ盤が欲しいが、2枚組5,000円ほどして高い。と悩んでいる時、このCDを知り購入しました。

2枚組1,300円ほどですが、演奏どうかな?と思っていた時、背中を押してくれたのが木曽さんのHPの記事。

正解でした。魅力たっぷりの演奏。

曲は、受胎告知~復活までのキリスト教の物語だそうですが、キリスト教の知識の無い私には、その物語に沿って音楽を理解するということは出来ません。

ただこの曲は、一つの深く大きなドラマなんだな、ということは素人耳にも分かります。

言ってみれば、器楽によるオペラ、いや、キリスト教に題材を得ているからオラトリオか。

ヴァイオリンを支える通奏低音もチェンバロ以外にオルガン、テオルボ(大型のリュート、この響き大好き)も加わって、多彩な響きがドラマを盛り上げます。

特殊調弦を多用したヴァイオリンの高度な技巧も興味深い。

まだ、通して1回しか聴いていないので、これから聴き込んで行きたいCDです。

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バッハ「ゴールドベルク」弦楽三重奏版

2008-04-14 13:10:01 | Weblog
昨夜、3食目のカレーを食べなかったのがいけなかったのでしょうか?

今日は、風邪をひいて休んでおります。

朝、納豆ライスを食べた後、市販の風邪薬を飲んで爆睡しておりました。

お陰で喉の痛みもだいぶ治まり、本日2食目(笑)の納豆ライスを食べ、また薬を飲んだところです。

皆さんは、具合が悪くて寝ている時など、どんな曲をお聴きになりますか?

そんな時、絶対に聴いてはいけない危険な曲もありますが、それはまた別の機会にご紹介しましょう。

シトコヴェツキー編
アマティ三重奏団
(COLUMNS CLASSICS盤)

私は、そんな時大好きなこの曲が登場します。

そもそも初めてこの曲を知ったのが、風邪ひいて休んでいた時でしたから、それも関係しているのかな。

今日は、主義に背いて編曲物です。風邪に免じて許してくだせいお代官様。

ちょっと前に、マイスキー、ラクリン、今井によるこの編曲版が話題になりましたが、レギュラープライスのため見送っていました。

CDショップの店頭でマイスキー盤が掛からなくなった頃、590円で調達したCD。

原曲を尊重した編曲で、ノンビブラートの弦3挺がスッキリ響きます。なかなかうまいんでねえの。

ときたま掛けるCDですが、いつも楽しく聴けます。

お薦め盤です。

この演奏を聴いていると、果たしてピアノ演奏とどちらがオリジナルに近いんだろうか?なんてことも考えてしまいます。

まあ、大好きなバッハの中でも超A級の好きな曲の一つですから、この曲聴けるだけでも満足であります。
そろそろ薬が効いて来ました。また、心地よい眠りに落ちます。

お休みなさい。

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レスピーギ「ローマの松」

2008-04-13 12:54:36 | Weblog
「一日三食でも大丈夫」という好きな食べ物はありますか?

10年近く前ですが、友人のgolgo13(http://www.google.co.jp/gwt/n?u=http%3A%2F%2Fgolgo13.main.jp%2Fprofile%2Fprofile.htm&hl=ja&mrestrict=chtml&q=%E6%8A%98%E7%95%B3%E3%81%BF%E8%87%AA%E8%BB%A2%E8%BB%8A%E3%81%A7%E9%87%8E%E5%B1%B1%E3%82%92&source=m&output=chtml&site=search&gsessionid=l8DKx_TOxQ8)と「うまいラーメン食い尽くしツアー」を2回挙行したことがあります。

朝から晩まで有名ラーメン店をハシゴするという壮大な?企画でした。

当初の構想では6食位でしたが、さすがに両日とも確か4食でダウン。

ほんとギャル曽根とか凄いなって思います。尊敬しちゃいます。

私、ラーメンは勿論嫌いじゃないですが、さすがに普段三食は無理。

一方、一日三食でも全く問題ないのは、寿司、刺身、納豆です。

栄養的な問題を別にすれば、三食納豆とご飯だけでもおいしく頂けて満足。

そしてもう一つ三食いけるのが、カレーライス。

初めて海外に行った(以来ほとんど行ったこと無いです)時、帰国して食べたくて食べたくて仕方ない、恋い焦がれた「日本の味」は、カレーライスでした。

「インド人もびっくり!」のカレー好きですね。

(最近の若い方はこのフレーズご存じ無いか。一定世代以上の誰もが知っている、昔のカレーの有名なキャッチコピーです)

チェリビダッケ指揮シュトゥットガルト放送響(GRAMMOPHON盤)
ムーティ指揮フィラデルフィア管(BRILLANT CLASSICS盤)
バティス指揮ロイヤル・フィル(エイベックス盤)

昨夜の飲み会、O君は来ていましたが、残念ながら「ポクポク事件」のことは覚えていないようでした。
(「ポクポク事件」については、昨日の書き込みご参照ください)

クラシックは特に聴かないO君だと思っていましたが、帰り際に「チェリはいいよ、チェリは」と言っていました。

かなりアルコールが入っていた(私)ので、チェリビダッケのどういうところが好きということだったか覚えていませんが…。

ということで、今日はチェリビダッケを聴こう!

と言っても、持っているCDは、この曲とR・シュトラウスの2枚組(+リハーサル風景のオマケCD)と録音の悪いフォーレのレクイエムの海賊盤のみ。

この中から、ローマの松。

今日は午前中ちょっと会社に出て、午後大学の同窓会の打合せがあるので、チェリビダッケ盤と、比較のためムーティ盤も帯同させる。

電車の中で聴き比べするが、ダイナミックレンジの広いこの曲は無理。ppになると周りの騒音で聞こえない。

よって会社で(ほんのちょっと)仕事しながら再聴。
チェリビダッケ盤、精緻で美しい、勿論ダイナミズムもあるし。ムーティ盤だって良い演奏だと思いますが、比べると粗く聞えます。

そうだ、どうせ粗いなら爆演指揮者のバティス盤を聴こう、ええ~い、今日はローマの松づくしだぁ。

会社近くの楽器店に走る。500円を投下しCD購入。

痛快、爽快と評判の演奏だそうですがホント。

昼食後、移動の待ち時間にコーヒーショップで聴いたけど、フォルテシモなどド迫力。今バスで再聴中。

チェリビダッケとは対照的ですが、なかなか面白い演奏ですね。

ちなみに、朝は牛丼店Mでカレーライス。Mって実は「松屋」。こりゃ「インドの松」じゃわい。

昼は立食い蕎麦屋で、またカレーライス。朝が遅くまだほとんどお腹空いてなかったので、小カレーでしたが。

夕食何かな?、笑。

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武満徹「ノウ゛ェンバー・ステップス」

2008-04-12 18:40:16 | Weblog
私が小学校低学年の頃「ポクポク事件」がありました。

事件と言っても、テレビや新聞で報道されるようなものではなく、隣家の同級生のO君達とそう呼んでいた身近に起こった不思議な出来事でした。

ある夜、夕食後家族でテレビを見ていた時でしょうか。どこからともなく、ポクポクポクという音が聞えてきたのです。

いったい何が発する音なのでしょうか?何とも不気味に、まだ空き地も多かった静かな新興住宅地にその音が響いたのです。

今にして考えると木魚か何かでしょうか。当時はそれが何に起因する音か解らず、少年にはちょっと恐い事件でした。

後日、何故か住宅地にさ迷いこんだ遠来の老人によるものとの噂を聞きましたが、あの音が何によって発せられたものかは、ついぞ伝わって来ませんでした。

鶴田錦史(琵琶)横山勝也(尺八)若杉弘指揮都響
(DENON盤)

今朝はゴルフスクール。カミサンが車を使うこともあり、練習場まで片道約30分歩くのを常としています。

武蔵野の面影を残す裏道を歩くと、緑白色の若葉に飾られた木々や、雑木林の中の山桜、菜の花を始めとした花々などがあり、これらを愛でながら歩くのは、とても気分良いもの。

とある道角を曲がると、どこからか、カーン、カーンという音が聞えて来ます。

工事かな、まだ7時過ぎで近所迷惑なんじゃないかな、と思いながら音のする方角に歩いて行きました。

カーン、カーンと一定のリズムですが、ちょっと乾いた音で工事ではなさそうです。

どこかの宗教の朝のお務めなのかとも思いましたが、そうでもなさそうです。

音は農家の竹林から発せられていますが、人がいる気配はありません。

耳を澄ますと、音は地面から3m位の、竹の上部から出ているようです。

さしたる風も無いし、キツツキの類でもいるのでしょうか?

しかし、キツツキにしては、随分とゆったりとしたリズムです。

結局、原因不明のままゴルフスクールに向かいました。

約2時間後、帰り道でまたそこを通りましたが、やはりと言うか、残念ながら音は消えていました。

原因は解りませんが、私にはあの音は竹自らが発していたように思えてなりません。

竹の不思議な音を聞いたので、尺八の入ったこの曲を聴きたくなりました。

神秘的で静寂。

今朝、竹林から受けた摩可不思議な感覚と合い通じるものを感じ、何回か繰り返し聴いてしまいました。


これから、小中学校の同級生の飲み会です。

老若男女12人、あっ、若はこないですね、善男善女12人集まるとのことですが、「ポクポク事件」の命名者O君は来るかな?

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