golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ビーバー「ロザリオのソナタ」

2008-04-15 08:18:59 | Weblog
こんな大切なこと、何で今まで報告しなかったんだ!

すいません、色々忙しくて。

忙しいって言ったって、こんな重要なことだぞ。情報入手が遅れるってことは、とてつも無く大きな損失だってこと分かるだろ。

申し訳ありません…。

日頃から、報連相が大切だって、口を酸っぱくして言っているじゃないか。

  ………………

まあいい、これからは一刻も早く報告しろよ。「ロザリオのソナタ」みたいな魅力的な曲を見付けたら。

しかも廉価盤でオリジナル楽器の素晴らしい演奏が手に入るっていうじゃねえか。

今後そんな重要情報を隠匿していたら許さねえからな。

レイター(ヴァイオリン)アンサンブル・コルダリア(BRILLANT CLASSICS盤)

私は、中世、ルネサンス~現代まで比較的何でも聴く方ですが、「バッハを中心としたバロック」がホームグラウンドだと思っています。

特に、オリジナル楽器による演奏が一番すんなり入って来ますね。

長年バロック聴いていますが、まだまだ馴染みの無い作曲家も多く、本当に汲めど尽きない豊かな泉ですね。

ビーバー(1644~1704)についても、名前だけは知っていましたが未聴でした。

廉価盤のクレストシリーズにバロック・ヴァイオリン名手の寺神戸さんのCDが数種あります。その中に「ロザリオのソナタ」からの何曲かが入っているのを見付け、以来気になっておりました。

寺神戸盤を買おうかとも思いましたが、やはり全曲盤が欲しい。

マンゼ盤が欲しいが、2枚組5,000円ほどして高い。と悩んでいる時、このCDを知り購入しました。

2枚組1,300円ほどですが、演奏どうかな?と思っていた時、背中を押してくれたのが木曽さんのHPの記事。

正解でした。魅力たっぷりの演奏。

曲は、受胎告知~復活までのキリスト教の物語だそうですが、キリスト教の知識の無い私には、その物語に沿って音楽を理解するということは出来ません。

ただこの曲は、一つの深く大きなドラマなんだな、ということは素人耳にも分かります。

言ってみれば、器楽によるオペラ、いや、キリスト教に題材を得ているからオラトリオか。

ヴァイオリンを支える通奏低音もチェンバロ以外にオルガン、テオルボ(大型のリュート、この響き大好き)も加わって、多彩な響きがドラマを盛り上げます。

特殊調弦を多用したヴァイオリンの高度な技巧も興味深い。

まだ、通して1回しか聴いていないので、これから聴き込んで行きたいCDです。

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