golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

バッハ「平均率クラウ゛ィア曲集1 巻第1曲

2008-04-24 22:37:10 | Weblog
私は、確か小学校は1年1組でした。

だからと言う訳では無いのですが、この第1巻第1曲を聴くといつも、物事の始まりを感じます。

それも無限の可能性を秘めた始まりを。

勿論、オペラの序曲も開始を感じさせるのですが、これから始まるドラマの言わば予告編であり、当然その後のストーリーや音楽に拘われてしまっている。

対して、平均率のこの曲はニュートラル。

そこには、あらゆる可能性、未来、夢、希望がある。

短いが、何とも凄い曲。

一方、夢も希望も無い「1-1」もある…。

1一玉、1二金。

あっ、いけねぇ!、詰んじゃった。

※9×9=81マスある将棋盤で、端っこ(1一、1九、9一、9九)の地点で王様が詰まされるのを「雪隠(せっちん、トイレのことですな)詰め」と言って、初心者には格好悪いこととされている。

リヒテル(ピアノ)(RCA VICTOR盤)

今朝は電車で爆睡してしまい、今帰宅の電車で書いています。

この演奏、LP時代に良く聴いたものです。(最初の1枚しか持っていませんでしたが)

2巻含めた全集CDが廉価で出ていて、2年ほど前?に購入。

ピアノでのロマンティックな演奏で、クラ原主義の原則に反するが、1-1に続く曲を含め、ピアノのピュアな響きの美しさを引き出した名演ですね。

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