golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

モーツァルト「フルートとハープの為の協奏曲

2008-04-20 20:38:07 | Weblog
昨日は、友人が勤務する理化学研究所の一般公開に行って来ました。

埼玉県和光市にある日本の、いや世界的にも最先端の研究施設。

脳などの生命科学、巨大な加速器による原子物理などの研究成果が展示、説明されておりました。

科学音痴の私にはチンプンカンプンなものもありますが、アルツハイマーの研究など最近物忘れの激しい私としては他人事でなく注視するものも。

また、鳥がどのようにして鳴き声を習得するかという研究なんていうのもありました。

脳についての研究の中で、多数の脳細胞が同期してはじめて脳がうまく機能することが解った、という説明のがあり、オーケストラを連想。

見学者のお土産に、あさがおの種を貰いました。何でも「重イオンビーム」(何じゃそれ?ウルトラマン光線の様なものだろうか??)を照射してあり、次の世代に新しい色や形の花が咲く可能性があるとのこと。

これは楽しみ。うまくいけば、来年新種が見られる訳です。

写真は、友人が考案、製作した2進数を10進変換に変換する装置。子供にも興味を持って貰えるように作ったそうです。
(写真は、右側のスイッチをいずれも上(2進数で「11」)にして、10進数の「3」が表示されたところ)


世界でも何番目かという超高速のコンピューターセンターに、計算の歴史が偲ばれる珍しいソロバンや手回し計算機、昔のメモリ装置などと共に展示されていました。

やはり友人作の、ビー玉計算機も面白かったですね。

足したい数字のところにビー玉を置くと、パチンコの様に玉が転がり、羽根を動かすことにより足し算の答えが表示される仕掛け。

やはり、コンピューターの原理が子供にも分かり易いようにと作ったものとのこと。

夜、家に帰って来たら、娘が数学を教えろと言う。

分からない所なら「勉強は自分でやらないと身に付かない」とか言って逃げるのだが、幸い何とか分かる内容で教えることが出来た。

ということで、苦手な数学、数字に珍しく触れた一日でした。

ランパル(フルート)ラスキーヌ(ハープ)パイヤール指揮パイヤール室内管

昨日、数字に関して再認識したのだが、今日「4.20」は何の日だったのだろう?

昨夜、カラオケボックスの窓から空を見たら、まだ明るく、随分日が伸びたなあと感じたが、もしかしたら春分の日?

いやいや、さすがにそれは過ぎている。そもそも随分早い時間からカラオケボックスにいたのだし。

果たして今日は何の日だったのだろう?

昨日見た、アルツ…の文字も頭を過る。

あっそうか!結婚記念日でした。遥か昔のことだし、毎年特に何もしないので、完璧に失念してました。

ということで、今日はこの曲。

モーツァルトが誰だかの結婚記念日の為に作曲したんだったよな。

久々の聴取ですが、いつ聴いても優美で幸福感に溢れた名曲だなと思います。月並みな表現だけど。

この演奏は昔からの定番中の定番。オリジナル楽器演奏のものなども欲しいと思わなくもないけど、優雅を尽くした一つの完成型でありこれ一枚で十分満足しております。

モーツァルトは最近たまにしか聴かないけど、バッハと同様、いい曲、素晴らしい演奏に触れると、ハマってしまって暫らくはその作曲家ばかり聴いてしまう危険性を孕んでいます。

さて、今日が何の日かカミサンにいったものかどうか…。向こうも忘れているようだし、どうしよう?


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