先日から、足の親指の爪が所謂「死んだ」状態でありました。
下から新しい爪が生えて来たのは良いのですが、中途半端に古い方が残り、夜寝ている間に寝返りを打った拍子にでもこれが剥がれ「あ痛たたたっ…」となったら嫌だなと、毎晩恐怖に怯えながら床に就いておりました。
幸いなことにこの残党は知らない間に取れてしまったよう。
今晩から安心して眠れます。
ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、アルフレッド・ブレンデル(ピアノ)(PHILIPS盤)
昨夜、ブックオフで文庫本と一緒に購入したディスク、250円也。
録音の多いフィッシャー=ディースカウの「冬の旅」は、ムーアとの若い頃のもの(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/06a7cd40f95ef18bdc7b82a5450a577f)を保有しているのみ。
それ以降のものも欲しいと思っておりました。
こちらは、1985年、フィッシャー=ディースカウ60歳頃の録音。
フィッシャー=ディースカウの歌は、「強い声」という印象が強いのですが、この録音時期は既に最盛期を過ぎていたのでしょうか、意外にも柔らかな歌い回しです。
知らずに聴いたら他の歌手と思ってしまうかも。
雄弁と言ったら言い過ぎでしょうか、表現豊かなブレンデルのピアノが目立って聴こえ、フィッシャー=ディースカウがやや控え目にも聴こえるほど。
しかし、この曲には強靭な声よりむしろ向いているのかも。
フィッシャー=ディースカウ全盛期の録音も是非入手して聴き比べてみねば。
それにしても、曲を追うに深く沈み込んで行くこの曲集は、暗い音楽と言えどその表現の見事さにいつも感心致します。
24曲、どれも優劣付けがたい素晴らしい歌ですが、11曲目の「春の夢」の儚い明るさが特に好きです。
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幸いなことにこの残党は知らない間に取れてしまったよう。
今晩から安心して眠れます。
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昨夜、ブックオフで文庫本と一緒に購入したディスク、250円也。
録音の多いフィッシャー=ディースカウの「冬の旅」は、ムーアとの若い頃のもの(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/06a7cd40f95ef18bdc7b82a5450a577f)を保有しているのみ。
それ以降のものも欲しいと思っておりました。
こちらは、1985年、フィッシャー=ディースカウ60歳頃の録音。
フィッシャー=ディースカウの歌は、「強い声」という印象が強いのですが、この録音時期は既に最盛期を過ぎていたのでしょうか、意外にも柔らかな歌い回しです。
知らずに聴いたら他の歌手と思ってしまうかも。
雄弁と言ったら言い過ぎでしょうか、表現豊かなブレンデルのピアノが目立って聴こえ、フィッシャー=ディースカウがやや控え目にも聴こえるほど。
しかし、この曲には強靭な声よりむしろ向いているのかも。
フィッシャー=ディースカウ全盛期の録音も是非入手して聴き比べてみねば。
それにしても、曲を追うに深く沈み込んで行くこの曲集は、暗い音楽と言えどその表現の見事さにいつも感心致します。
24曲、どれも優劣付けがたい素晴らしい歌ですが、11曲目の「春の夢」の儚い明るさが特に好きです。
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