golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

バッハ「マタイ受難曲」リヒター新盤

2012-11-04 22:08:29 | Weblog
今朝は、「市民清掃の日」とのことで、近隣の掃除に参加して参りました。

年に数回あって、今迄何回も出ている行事。

とは言っても、ゴミ袋と軍手を受け取り、指定のエリアをちょっと回ってゴミを拾うだけで、大した作業ではありません。

参加者も結構いて、後から歩くと、もう拾うべきゴミが無い!

空手で戻るのも申し訳無いので、途中からちょっと道を変え、缶やビンなど中心に探す。

本来落ちていない方が良い物ですが、こういう時は「採ったど~!」(よゐこ濱口風)という気持ちになってしまいます。(笑)

1億円とか発見したらどうしようとか、死体とかあったらやだなと思いながらも林の脇の道も。

当然、そんな物は無く、焼酎の「大五郎」みたいな大き目のポリ容器3個を発掘し、あてがいのゴミ袋を満杯にして業務を終えました。

ふと、以前下北沢だかの街の落書き問題をテレビで見たのを思い出しました。

ビルや壁などの落書きは、消さないとどんどん増えるという傾向があるそうで、商店街だか町内会だかで徹底的に消しまくる活動をしたところ、街から落書きを一掃出来たという内容。

ゴミもきっと同じ傾向があるのでしょうね。

自分の部屋も片付けねば…。

ペーター・シュライヤー(テノール、福音史家)、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン、イエス)、エディト・マティス(ソプラノ、アリア/第1の下女/ピラトの妻)、ジャネット・ベイカー(アルト、第2の下女)、マッティ・サルミネン(バス、アリア/ユダ/ペテロ/ピラト/大司祭)、カール・リヒター指揮ミュンヘン・バッハ管弦楽団、合唱団、レーゲンスブルク大聖堂少年聖歌隊(ARCHIV盤)

「もっと日常的にマタイを聴こう!運動」の実質第11弾。

メンゲルベルク、ダウス(抜粋)、マウエルスベルガー、クレオバリー、グッテンベルク、ラミン、ガーディナー、リヒター旧盤、鈴木雅明、ヘレヴェッヘ新盤、ダウス(全曲盤)に続く、このリヒター新盤。

時々は聴きたいこの曲ですが、通常CD3枚にまたがる作品のため、どうしても聴く機会が限られてしまいます。

この録音はLPでも所有しておりますが、ブックオフで500円物があったのでCDで買い直し。

確か1万円位だったLPが、中古と言えどCD500円で手に入る。改めて隔世の感があります。

カール・リヒター(1926~1981)晩年1979年録音のいわゆる新盤。(この2種以外にもDVDや日本での録音もありますね(いずれも未聴))

リヒターのマタイと言えば、1958年録音が昔から決定盤と言われていて、対してこちらはどうもあまり評判良くなかったものです。

キビキビとして引き締まった音楽を特徴としていたリヒターですが、体調故か、晩年の録音はちょっと緩い感じのものがあり、このマタイもその辺りが低評価に繋がっているものと思います。

しかし、LPを購入した当時は、この演奏もとても素晴らしいものと感じておりました。

(旧録音と比べて)音も良いし、2組の合唱の対比も鮮やか。

果たして、今聴くとどうか?

ゆったりとしたテンポで開始される冒頭合唱をはじめ、ちょっと弛緩した印象を受ける部分があることも否めない。

しかし、バッハに対する真摯な姿勢はいつものリヒター。

シュライヤーの理知的な美声のエヴァンゲリストや気品あるマティスのソプラノ(イエスは旧盤と同じフィッシャー=ディースカウ)など、こちらも魅力ある演奏。

隙の無い旧盤より、「日常聴くマタイ」としてはこちらの方が向いているようにさえ感じます。

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