golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

パレストリーナ「幸いなるかな天の女王、聖土曜日の哀歌、他」ヴェラール

2010-01-31 21:59:58 | Weblog
今日もいつもと代り映えしない平凡な日曜日でありました。

朝遅く起きて午前中ゴルフスクールへ行って、帰って来て昼食採って、ちょっと買い物行って、昼寝して。夕食採って、音楽聴きながらブログ書いて。

テレビも見ないし本も読まず。

仕事しようと思いながら出来なかったところも通例通りにございます(笑)。

特別どこかへ外出しない日曜日はいつも同じ様です。

たまにはちょっと違うパターンの日曜日にしてみますか。

ドミニク・ヴェラール指揮アンサンブル・ジル・バンジョワ、コルマー少年合唱団、バーゼル・スコラ・カントゥルム(Deutsche Harmonia Mundi盤)

DHM50枚BOXから、後期ルネサンスの巨匠ジョヴァンニ・ダ・パレストリーナ(1525~1594)の宗教合唱曲を4曲。

「幸いなるかな天の女王」「聖土曜日の哀歌」
「誇り高い地上の支配者達は」
「ミサ・イン・ミノリブス・ドゥプリチブスⅡ」

ルネサンス音楽は、若い頃好きで割合積極的に聴いていたジャンルですが、何故かパレストリーナとは疎遠でありました。

LPもCDも今まで持っていなかったのではないかと思います。

勿論、パレストリーナが嫌いとか苦手という訳では無く、たまたま良い廉価盤を見付けられていなかった(笑)程度のことだと思います。

いや、実を言うとBRILLIANT CLASSICSから出ているプロ・カンツォーネ・アンティクァによる5枚組をずっと欲しいと思いつつ買い逃しております。

プロ・カンツォーネ・アンティクァは、ルネサンス音楽を良く聴いていた当時、最も好きな合唱団体でしたが。

一方、このディスクは少年合唱が入っているのが最初ちょっと違和感がありました。

ルネサンスの合唱曲は、勿論女声は入らず、高域はカウンターテナーが受け持って成人男声のみの均質な声で歌われるべきとずっと思っておりましたので。

当時の様式がどうだったのか、現在の古楽研究でどうなのか残念ながら知識を持っておりませんが。

そんな、ちょっと違和感を感じた少年合唱入りの演奏ですが、透明で柔らかいポリフォニーの綾なされて行く様を聴いているうちに、こういうのもまた良いなと思えて参りました。

そして、ルネサンスの成熟型の一つパレストリーナの音楽、ジョスカン・デ・プレの均整の取れた美しさとはまた違ったまろやかさも持った響き、さすがにルネサンスを代表する作曲家の一人と認識しました。

これはやはり、プロ・カンツォーネ・アンティクァを是非とも入手せねば。そして、最近の演奏も聴いてみたいですね。

欲しいCDが次から次とあって、取り残されて行くものが多いです。プロ・カンツォーネ・アンティクァも入手がいつになるか不安もありますが(笑)。

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