golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

リーバーマン「管弦楽のためのフリオーソ、ガイギー・フェスティヴァル協奏曲、メディア=モノローグ...

2010-01-30 23:14:42 | Weblog
遂に、「リーマン予想」を解いたぞ!

何ですか、その「リーマン予想」って?

まだ解決していない数学の難問で、「サラリーマンの人生に於いて『素数日』はあるパターンに則って出現する」という予想だそうだ。これを証明出来ると莫大な懸賞金が貰えるらしい。

リーマンって、サラリーマンの事すか~?そう言えばこの間テレビでリーマンなんちゃらというのをやっていたけど、そんな内容じゃ無かった様な気がするけど…。

リーマンったらサラリーマンに決まってるだろ!お前、テレビで見たっていうのは「リーマン・ブラザーズ」の話とちゃうか?あれだって、同じ会社に就職したサラリーマン兄弟の話だけど。

ああ、もしかしたら、そうだったかもしれませんね。
ところで、「素数日」って何すか?

お前、素数って知ってるだろ。

ええ、よくガキの頃寝しょんべんとか漏らすと、「お前また『そすう』して!」ってお袋に怒られましたけど、あの「そすう」ですか。実はこの間もちょっと…。

えっ!お前その歳になって、まだ寝小便なんかしてるんかよ~。
それから、それは「素数」では無くて「粗相」!

素数っていうのは、「1とその数以外に約数が無い2以上の整数」のことだ。

何だか分かった様な分からない様な話で…。

学校時代、数学で習っただろ?

いや、いつも寝ていたもので…。

例えば、「4」は2×2、「6」は2×3という具合に、1と自分自身以外にも割れる数があるだろ。ところが、「3」は1以外に2でも割れないし、「5」は2も3も4もダメ、こういう数を素数って言うんだ。

なるほど。

それで、サラリーマン生活にその素数が大きく関わっている、素数はサラリーマンの人生の中で何らかの規則性を持って出現する、というのが「リーマン予想」だ。
例えば「4」、これは麻雀だな。

えっ、4って麻雀なんすか~!

4人でやるだろ。サラリーマンで4って言ったら麻雀以外にあり得ねえ。麻雀やる日なんて別に決まって無いだろ。ある日、「4人集まったから麻雀でもやっか」となるものだ。全く規則性が無い。「4」は素数じゃ無いからだ。
同じ様に素数で無い数字を見てみると、「6」はロック。街を歩いていたり、店に入ったりすると突然聞こえて来て、全く規則性が無い。

「8」は蜂。いつ飛んでくるか分かんねえ。

「9」は苦しい。仕事や体調が突然変調する。

「10」はジュ~っていう焼肉の音だ。家庭でも宴会とかでも焼肉の日が前々から何かの規則で決まっている訳では無く、「今日、焼肉にしょっか!」など突然決まるよな。

これに対して、素数には規則性がある。

「2」は二人の結婚記念日だな。これは何月何日と決まっておる。

「3」は七五三の三歳の時のお祝い。自分の時でも、自分の子供でも良い。要は三歳でやると決まっていることが重要だ。

「5」も七五三。

「7」も七五三。

「11」はサッカーさ。Jリーグの試合日って予め決まってるだろ。勿論、野球「89」だって素数だぜ。プロ野球も同じさ。

「13」は13日の金曜日。これはカレンダーで決まるな。

「17」は「いなか」のことじゃ。生まれ故郷はみんなそれぞれ決まっていて変化しない。規則的に出現するものだけでは無く、この様に一つに決まっているのも「素数日」だ。

「19」は昔テレビ放映されていた「一休さん」のマンガのことじゃ。勿論、放映日放映時間とも予め決まっておった。

「23」は兄さんの誕生日。毎年いつって決まってるだろ。「そうだな、今年は土曜日だから1月30日にするか」なんて人いないだろ。
「29」は「肉の日」だ。こりゃ毎月29日に決まっとる。
「31」は月末の事だな。

30日や2月のように28日や29日が月末になる事もあるじゃないですか?!

いいんだよ、そんな細かい事は。31と言ったらリーマンにとって月末の象徴!

「37」は七三の髪型だな。七三に分けているリーマンは定期的に散髪に行くものだよ。ちなみに「73」も素数だわな。

「41」ったら、モーツァルトのジュピターだな。そう決まっておる。

「43」は「ヨン様の日」。人気ドラマ冬ソナの放映は何曜日の何時からと予め放送時間が決まっていたじゃないか。「臨時ニュースをお伝え致します。突然ですが、これから『冬のソナタ』を放映致します」なあんて事は一回も無かっただろ。

「47」は夜中。仕事で夜勤のある方は、日勤と夜勤がローテーションで決まってるものだ。

「53」は、まさか「ゴミの日」とか言うんじゃないでしょうね?

良く分かったじゃないか!正解だ。例えば、火曜、金曜は燃える物、水曜は燃えない物とか、ゴミ出しの日が決まっとるな。

「59」はご苦労様と言う事。60歳が定年の職場が多いだろ。定年まであと1年か~と感慨に浸る日のことだな。

これで「リーマン予想」の証明は完了だ。

へえ~、何だか呆気無いすね。でも、素数ってたったこれだけしか無いんですか。

いや、素数は無限にある。しかし、さっきも言った通りリーマンは60歳で定年だ。だから、60までの素数に関して解けば良い事になっとる。

ところで、「リーマン予想」を解決した人には懸賞金が出るって言ってませんでしたっけ?

そうだ100万ドルの懸賞金が貰えるんだ。1ドル90円として9千万円!
でもな、額がちょっと不満なんだ。

えっ、そんなに貰えるのに!

100万って素数じゃないよな、全く気が利かねえよな。どうせなら、「100万3ドル」にして欲しかった。これから素数だから…。

―――

「リーマン予想」の本当の事を知りたい方は、Wikipediaでも見てください。

私しゃ、ちんぷんかんぷんでしたが。

レイチェル・トーヴィ(ソプラノ)、アルフォンス・グリーダー(パーカッション)、ダルムシュタット・コンサート・クワイア、ギュンター・ノイホルト指揮ブレーメン・フィルハーモニー管弦楽団(NAXOS盤)

以前、驚異的な作品「ジャズバンドと管弦楽のための協奏曲」を取り上げた(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/22b1be9affff2b1c523a9e887ab554a6)スイスの作曲家ロルフ・リーバーマン(1910~1999)の作品4曲。いずれも、「ジャズバンドと管弦楽のための協奏曲」のカップリング曲です。

「管弦楽のためのフリオーソ」
パワフルなオケの迫力ある響きが聴ける8分半ほどの曲。

「ガイギー・フェスティヴァル協奏曲」
ドラムロールと親しみ易いスイス民謡(このメロディどこかで聞いたことあるぞ!)が交錯する12分ほどの作品。

「メディア=モノローグ」
ストラビンスキーとバルトークを混ぜてジャズの要素も交えたといった感じのオーケストラ伴奏に載って、ソプラノが表現主義的な妖しい歌を歌う24分弱の曲。4曲の中で一番面白いと思います。こういう音楽結構好き。

「交換」
3分半弱の、小刻みなドラムや各種打楽器のリズムの面白い曲。

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