golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

シューマン「レクイエム、ミニョンの為のレクイエム」クレー

2010-01-19 23:45:49 | Weblog
2月に成ればもう春ですから冬ももうちょっとすよ~。

と先日会社で話したら、「お前一体何言ってるの?!」と呆れられてしまいました。2月が一番寒いのだそうな。

確かに子供時代の知識ではそう。しかし、地球温暖化の為か、近年東京近郊では2月になればもう暖かい日が多いですよね~。

今日の夜も春のよう。

髪の毛が鬱陶しくなったので、会社帰りに散髪に。いつもの様に1,000円のチェーン店。

散髪に行くと少しでも長持する様に(ケチ)、バッサリ短くして貰うのです。

散髪を終えて店を出る時、この季節じゃ短くし過ぎで寒いかな?と思いきや、さにあらず。

むしろ涼しくて気持ちの良い夜でありました。

雪国や北国の方はまだまだ寒い日々が続いて大変かと存じますが、東京近郊の春はもうすぐそこまで来ております。

それとも、もしかして私の温度感覚がおかしいのかな?

ヘレン・ドナート(ソプラノ)、ドリス・ゾッフェル(アルト)、ニコライ・ゲッダ(テノール)、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バス)、ベルンハルト・クレー指揮デュッセルドルフ交響楽団、デュッセルドルフ市楽友協会合唱団(EMI盤)
(「ミニョンの為のレクイエム」は一部独唱者が異なります)

今日は、以前購入して聴いてみたものの、まだその良さが分かっていなかった曲を聴き直してみました。

傑作も多いレクイエム。シューマンの作があるというのは、このCDを購入するまで知りませんでした。

モーツァルト、フォーレ、ヴェルディ等、作曲家が精魂傾けた作品が多く、レクイエムがその作曲家の代表曲の一つとなっているケースが多いように思います。

それに比べ、シューマンのレクイエムは地味な存在。

シューマンの代表曲としてレクイエムを挙げる方はいらっしゃらないでしょうし、その存在すらご存知無い方も多いのではないかと思われます。

次の9曲から成る30数分の曲。

1.Requiem aeternam
2.Te decet hymnus
3.Dies irae
4.Liber scriptus proferetur
5.Qui Mariam absolvisti
6.Domine Jesu Christe
7.Hostias
8.Sanctus
9.Benedictus

今朝から4回目を聴いておりますが、こりゃなかなか素敵な曲じゃないですか。

ピアノ曲、オーケストラ曲、独唱曲が目立つシューマンですが、「流浪の民」など合唱曲の人でもあるのだなあ~、と再認識させてくれる出来映え。

フォーレのレクイエムとも通じる、春の様な優しい暖かさをたたえています。Dies iraeではモーツァルトのレクイエムを思わせる雰囲気も。

併録の12分ほどの「ミニョンの為のレクイエム」も短いながらも美しい佳品。

シューマンの合唱曲のCD持っていないのですが、これを聴いていたら欲しくなりました。

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