ドニゼッティ「歌劇《愛の妙薬》」レヴァイン

外出して直帰の電車で寝ていたら携帯に着信が。

発信番号を見ると誰の番号が分からないが会社から。

どうせさぁ、先輩から飲みのお誘いだよ、もう会社からはだいぶ離れちゃってるし、このまま自宅最寄駅まで座っていけるぞ、今日は絶対飲みに行かないぞ！とシカトを決め込む。

するとまた暫くして着信が。勿論、シカトして出ない。

念のため番号見たら、会社の別の人から。仕事の件でありました。

急ぎの件で無いので良かったのですが…。

着信の時、内容を察知してディスプレイに徳利のマークとか表示される様になると便利なのですが。

キャスリーン・バトル（ソプラノ、アディーナ）、ルチアーノ・パヴァロッティ（テノール、ネモリーノ）、レオ・ヌッチ（バリトン、ベルコーレ）、エンツォ・ダーラ（バス、ドゥルカマーラ）、ドーン・アップショー（ソプラノ、ジャンネッタ）、ジェイムズ・レヴァイン指揮メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団（合唱指揮：デヴィッド・スティヴェンダー）（GRAMMOPHON盤）

この軽く楽しい曲は、五指に入る位好きなオペラです。大好きなのです。

本当は、元旦に聴こうかと思っていたCD。結局、時間が無くて元旦はバッハのカンタータに変更しましたが。図書館からの借用品です。

手持ちは以前取り上げたモランディ盤（NAXOS）のみ。これは、全体に愉快な気分が充溢した演奏なのですが、歌手陣がやや弱いのが不満でありました。

大好きな曲ですから、他の良い演奏を欲しいと思いながらもそのままとなっており、昨年末に取り敢えずこれを図書館で借りて参りました。

パヴァロッティ、バトル、ヌッチ、アップショー、ダーラと豪華歌手陣。

パヴァロッティの大らかで朗々とした歌いっぷりは、純情で間抜けネモリーノにピッタリだし、バトルのアディーナもネモリーノが惚れてしまうのも納得の素敵な声。アップショーの澄んだ声も魅力的。バトルと逆の配役でも成立したのでは、とも思ってしまいます。バトルは気位高いらしいので、現実には不可能な話だったでしょうが。

レヴァインの柔らかい指揮は素晴らしいのですが、軽い曲なので逆にもう少し重めの演奏の方が良いかな、と言うのは贅沢な要望なのでしょうか？

このCD返しちゃうと寂しくなるので、何か他の安い1組でも買おうかと思っていた時、帰り掛けブックオフを覗いたら少し古い演奏ですがありましたので調達致しました。明日にでも聴いてみましょうか。

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