golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ブラームス「交響曲第1番」ジュリーニ

2010-01-05 22:32:12 | Weblog
今日は年始最初の出勤日。

夕方から職場で初詣に行って、その後飲みに行く予定になっていたのですが、トラブル対応が発生してしまい、私だけ行けませんでした。

ちょっと残念とも思いましたが、初日で「時差ボケ状態」(休み中、毎日昼まで寝ていた)の為、飲み過ぎて明日辛いより却って良かったかなと考えております。余分な出費も無かった訳ですし。

カルロ・マリア・ジュリーニ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(GRAMMOPHON盤)

以前期待して買って、どうもしっくり来なかったディスクを再聴してみました。

ジュリーニは素晴らしい指揮者だと思っておりますし、ブラ2はジュリーニ+フィルハーモニア管が「刷り込み」。ですから、とても期待した訳です、この演奏に。

ところが、何かしっくり来なかった。

それを今日は再聴してみたのです。朝から4回聴き直しております。

大河の流れの様な悠然とした第1楽章、非常にスケールの大きな演奏だと思います。力強さよりも大きさを重視しているように聴こえます。

哀愁を感じさせる第2楽章も息の長いフレーズを美しく奏で、大人(たいじん)の風格を感じさせる。

第3楽章もリズミカルな側面より哀調が上回っている。

第4楽章もスケールの大きさとともに、どこか哀愁の漂う演奏。

全曲を通じて、ブラームス最初の交響曲という力こぶの入った演奏では無く、第4番とも通ずる深みのある演奏です。

これはこれで素晴らしい名演奏だと思いますが、私がこの曲に期待する堅固で力強いものとはどうもやはり違います。

また日を置いて聴き直してみましょう。

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