golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ドニゼッティ「歌劇《愛の妙薬》」シモーネ

2010-01-22 23:03:55 | Weblog
「デジャブーの恐怖」というのがあります。

基本的に毎日ふと思い浮かんだこと、過去にあったことなどを徒然なるままに書き綴っていると、「あれっ~、こんなこと前にも書いたかな?」という心配が湧き起こって参ります。

やはり、過去の記事とかを整理して、内容が重複しないようチェックすべきなのかな?

でも、絶対そんなことやらないよな。面倒くさいことは大嫌いな、ずぼらな性格ですから。血液型A型なんだけど皆信じてくれないです(笑)。

そもそも、「過去にも同じようなこと書いているのではないか心配」という内容の記事自体前にも書いたような気もするし(笑)。

まあ、これからも同じような記事を書くことがあるかもしれませんが…m(__)m。

カティア・リッチャレッリ(ソプラノ、アディーナ)、ホセ・カレーラス(テノール、ネモリーノ)、レオ・ヌッチ(バリトン、ベルコーレ)、ドメニコ・トリマルキ(バリトン、ドゥルカマーラ)、スザンナ・リガッチ(ソプラノ、ジャンネッタ)、クラウディオ・シモーネ指揮トリノ放送交響楽団、合唱団(PHILIPS盤)

また聴いております、「愉快度120%」の音楽。

先日図書館で借りたディスクです。

最初から最後まで明るく楽しく美しい歌が連続する軽いオペラ。

クラシックにも色々なタイプの曲があって、楽しい曲も悲しい曲も、美しい曲も耳障りの良くない曲も!…それぞれ面白さがありますが、陽気で楽しく愉快な曲としては、個人的にはこの曲が最右翼。

唯一、テノールの有名なアリア「人知れぬ涙」だけが悲しげな曲調だけれども、それとて勿論深刻なものでは無く、喜劇の中のちょっとしたアクセント。

このアリアにばかり注目が集まってしまうのが私としては不満。全編素敵な歌満載なのですから。

この演奏では、ネモリーナのカレーラスの大きな魅力。甘い美声が憎めないこの喜劇の主人公にとても合っている。

リッチャレッリは、美しい声で歌い回しも上手いとは思うのですが、やや大味というかちょっと単調にも感じてしまうのが少し残念。

脇を固めるヌッチ、トリマルキ、リガッチもいいですね。トリマルキの薬売りなど本当にインチキな感じが良く出ていて楽しいです。

シモーネの指揮のオーケストラは、ちょっと緩いかなと思う所もありますが、曲に合ったイタリアの陽光を感じさせてくれるもの。

多少の不満はあるにしても歌手陣も充実し、楽しさに満ちた演奏でありました。

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