golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

メシアン「トゥーランガリラ交響曲」ナガノ

2009-10-20 22:44:46 | Weblog
お恥ずかしい話ではございますが、結構「イビキ」をかく方でございます。

それも寝床だけではなく、電車の中とかでも爆睡してしまうとそうですね。

今日の帰りの電車もでした。

何故、自らイビキをかいていると分かるかと言うと、「ガォ~」という音で一瞬目覚めるのであります(爆)。目を開かないまでも、意識がちょっと戻るのであります。

しかし、これはもしかしたら、身体が備えている「サーモスタット」なんじゃねえのか?と今日思いました。

電気器具などで使われている温度を一定に保つ装置ですね。

中学生だったか、小学生だったか忘れましたが、「サーモスタット」というのを初めて知った時には感動しました。

発熱によって金属が変形し、それにより「自ら」電源を切り過熱を防ぐ。そして金属が冷えると変形が復元しまた電源が入る。これにより温度をほぼ一定範囲に保つ、という自己制御の仕組みに。

イビキもこれと似たものなんじゃないか、と思った訳ですよ。

イビキかかないで寝ていると、どんどん深い眠りに陥って行き、電車を乗り越してしまったり、最悪の場合には永眠してしまう。

それを防ぐのがイビキですな。

イビキにより意識を少し呼び覚ます。そしてまた睡眠状態に落ちて行く。しかし、睡眠の深さが規定の水準を越えようとするとまた「イビキ機能」がONになる。

このメカニズムにより睡眠の深さがほぼ一定に保たれるのです。

ですから皆様にもこの辺の所を良くご理解頂きたいと思います。

イビキをかいている人がいた場合、ウルセエ!などと思わず、この人は高度な自動制御機能を備えた「進化した人類」なんだ、と尊敬の目でご覧頂けますようお願い致しますm(__)m。

ピエール=ローラン・エマール(ピアノ)、ドミニク・キム(オンド・マルトノ)、ケント・ナガノ指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(WARNER CLASSICS盤)

今日は大好きな現代作曲家の一人オリビエ・メシアンの代表作です。

しかし、メシアンの他の作品や現代の他の作曲家の作品と比較しても、この曲はちょっと異色に感じます。

暗目系、冷やか系の作品が多い現代曲(1948年完成の作品ですから現代曲に入るかどうかについては色々な見方があるでしょうが)の中で、まばゆいばかりの色彩感に満ちた明るく暖かい曲ですので。

宇宙的な響きの電子楽器オンド・マルトノ(自在なグリッサンドが可能という意味ではイビキと共通点がある)やインド音楽の影響、そしてメシアン音楽の大きな特徴である鳥の声、これらがごった煮になっている何とも楽しい音楽であります。

ケント・ナガノのキレの良い指揮でベルリン・フィルを存分自在に鳴らした演奏は大変爽快であります。

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