golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

フォーレ「レクイエム」コルボ

2009-10-21 22:58:40 | Weblog
すみません、どうせ飲むのなら赤いのありませんか?

えっ、赤いの?バリウムは白しか無いですが…。

本日は人間ドッグでありました。

胃のレントゲンの為のバリウム、それほど嫌という訳ではありませんが、どうせなら色々な味の物を用意して選ばせて貰えると良いのですが…。

白しか無いと言われてしまったので、仕方なく赤いの飲みに行かなきゃならなくなっちゃったじゃないですかあ~。(写真参照)

アラン・クレマン(ボーイ・ソプラノ)、フィリップ・フッテンロッハー(バリトン)、フィリップ・コルボ(オルガン)、ミシェル・コルボ指揮ベルン交響楽団、サン=ピエール=オ=リアン・ドゥ・ビュール聖歌隊(ERATO盤)

今日は、昔から大好きな曲であります。

白い液体と赤い液体がチャンポンになってお腹はちょっと驚いているかもしれません。

こんな日こそ、心安らかなこの傑作を聴こうではありませんか。

昔から名演と定評高いこの演奏で。

このLPを購入した時、その純度、透明度の高さにとても感動致しました。しかし、繰り返し聴いている内に、その余りにも禁欲的な響きが、この曲の有する清純な色気というか、色香を欠くものに思え、そこがちょっと不満に思えて参りました。

今日は、買い直したCDでの久しぶりの聴取です。

ソプラノではなく、ボーイ・ソプラノを起用していることもちょっとした不満の一因でしたが、改めて聴いてみると、しっかりした歌唱(ちょっと稚拙に感じる歌唱の演奏もあります)のため、演奏全体の完成度が高く、録音から30数年が経過した現在でも代表的な名演に挙げられるだけのことはある、と認識を新たに致しました。

「怒りの日」を欠く、この安らぎに満ちた曲をもう一回聴きながら、今日は穏やかな眠りに付きたいと思います。

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