golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

エルガー「序奏とアレグロ」オルフェウス

2009-10-31 22:55:39 | Weblog
ふと思い出したのですが、中学生だったか、高校生の時だか、誰かが「クラスメイト」を国に例えるとどこか、というのを書き出しておりました。

個人の独断によるものか、「クラスメイト国際イメージ選定委員会」(仮称)によるものだったか定かではありませんが、「○○くん:フランス」、「△△さん:インド」…という具合にクラスメイトがイメージする国を書き出したものでした。

当時の中高生の事、現在以上に海外に対する知識も無いし、差別的偏見などもあり、色が黒いから南の国みたいな単純な考えによるものだったと思います。

クラスの4~50人に一国をあてがうほど、国名に精通した地理ヲタがいた記憶も無いし、クラス全体では無く班とかクラブでのことだったのかもしれません。

いつ誰がどういう経緯で始めた遊びか、全く記憶が無いのですが、ただ一つハッキリ記憶しているのは、私が「イギリス!」であったこと。

ちょっと嬉しかったですね。

当時、イギリスと言えば、欧米の代表国(現在でもそうでしょうが)で、伝統だとか気品だとか一般的に憧れイメージがありましたからね。

まあ、この話を職場とかでしたら、「お前がイギリスかよ(失笑)、欧米かっ!(爆)」と言われることは必至でありますが。

品だとか紳士とかいう言葉とは最も縁遠い一人と思われていますからねえ(笑)。

やはり、もっとイギリス音楽を聴いて気品ある紳士にならねば。

無理だって!

うるせえっ~~!!(この時点で既に紳士では無い)

オルフェウス室内管弦楽団(GRAMMOPHON盤)

今日は未聴盤の中からエルガーの短い作品を。

イギリス音楽は比較的最近までやや苦手分野。

決して嫌いという訳では無かったのですが、積極的には手が伸びないジャンルでありました。

少しずつ手を付けてみようと思い出したのは精々ここ2、3年のこと。しかし、聴いてみるとなかなか良い曲が色々ありますなあ。

エルガーは、「威風堂々」のイメージが強過ぎ、あまりにもポピュラーでちょっと俗っぽい?印象で何となく敬遠していた作曲家。

ディスクはずっと持っていませんでしたが、何ヵ月か前に「エニグマ」目的で2枚組CDを購入しました。

2枚目が未聴のままになっており、ミチョランマの中から発掘したのがこれ。(交響曲第2番とのカップリング)

う~ん、これはドヴォルザーク「弦楽セレナーデ」のえげれす版ですの~う。

「弦楽セレナーデ」(とても好きな曲ですが)に着いている泥を払って、えげれすらしく品良く、少しクールに仕上げた作。

13分半ほどの短い曲ですが、心地良さと清涼感をもたらしてくれる。

これは素晴らしい曲を知りました!

オルフェウス室内管弦楽団の合奏精度高く、かつ柔らかな演奏は、こういう曲にピタリはまりですね。

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