golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ヴォルフ「メーリケ詩集」より、トレケル

2009-10-04 18:58:48 | Weblog
会社でもそうですが、休日にもちょっとやらなければならない事は所謂「To Doリスト」に書き出しするのですが、予定通り消せたことはいまだかつて一回もありません(笑)。

今日も、貸出期限を過ぎているCDと本を図書館に返しに行ったり、ゴルフスクールの更新手続きに行ったりだとか、いくつか用事があったのですが、足が直ったばかりでまだ車の運転はちょっと恐いかなあ?など考えている内に、うたた寝したら夜になってしまいました。

仕事も少しはしようかと思っていたのですが、これはもう既に白旗ですね(爆)。

せめて、休日のTo Doリストでずっと先送りになっている、定額給付金申請書でも書かねば。期限も迫って来ているし。

問題は申請用紙がどこにあるかだなあ?

ローマン・トレケル(バリトン)、オリヴァー・ポール(ピアノ)(OEHMS CLASSICS盤)

たまに、ふっと歌曲が聴きたくなります。

それで、昨晩から後期ロマン派のフーゴ・ヴォルフ(1860~1903)のこのディスクを聴いています。

以前購入したが、あまり聴いていなかったもの。

何となくうっちゃってあったCDを取り出して聴いてみる、するとそこに新たな発見がある。これもブログを始めた効果だと思っております。

以前だと、2、3回聴いてどうもしっくり来なかったCDはそのまま死蔵され、何かの切っ掛けが無いと再度取り出すことは稀でした。

しかし、ブログ記事用にこういうCDに光が当たることも多くなりました。

このCD、結構期待して買ったものです。

ヴォルフは名前を知っていた程度でちゃんと聴いたことが無かったのですが、後期ロマン派の濃厚な世界がそこにあるのではないかと。

売出中のバリトン、トレケルの歌唱だし。

ところが、爛熟した濃厚ロマンを期待したものが、意外にあっさりして、均整が取れた音楽。今一面白く感じず、これがそのまま放置される原因となっておりました。

しかし、昨夜から何回か繰り返し聴き直しておりますが、なかなか良いじゃあ~りませんか。

濃厚ロマンではありませんが、仄かに哀愁漂う曲調が秋に相応しい音楽に思えます。

エドゥアルト・メーリケ(1804~1875)の詩に付けた43曲からここでは下記の22曲が収録されています。

対訳が付いていないので、詩の意味もタイトルさえ理解しておりません(笑)。

Wikipediaによれば、ユーモラスな内容の物が多いようですね。

今度、対訳探して見ねば…。

ということで、詩の意味は皆目分かりませんが、秋の夜長にお酒でも飲みながら聴いたら良いだろうな、というちょっとお洒落な音楽でもあります。

トレケルの歌唱含め、聴かずにうっちゃって置いたのが如何にも勿体なかったCDでした。

1.Fussreise
2.Er ist's
3.Auf einer Wanderung
4.Im Fruhling
5.Heimweh
6.An die Geliebte
7.Peregrina Ⅰ
8.Peregrina Ⅱ
9.Lebe wohl
10.Verborgenheit
11.Der Genesene an die Hoffnung
12.In der Fruhe
13.Auf ein altes Bild
14.Denk es,o Seele
15.Wo find' ich Trost
16.Der Feuerreiter
17.Um Mitternacht
18.Die Geister am Mummelsee
19.Begegnung
20.Storchenbotschaft
21.Auftrag
22.Abschied

*第4曲、第12曲の「u」はウムラウト付。

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