golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ファッコ「和声復興への考察」ラルテ・デ・ラルコ

2009-07-09 22:40:06 | Weblog
景気回復への考察。

不景気で会社も個人も財布の紐が非常に硬くなってしまっていますねえ。

A社がモノを買わない。買ってくれないから売り手のB社も経費削減する。するとB社と取引していたC社の売り上げが落ちる。C社もモノを買わなくなる。…これが連鎖してどんどん景気が悪くなって来るのでしょう。

であればですねえ…。

「社長はん、ここは思い切って注文書にド~ンとハンコ突いてくれまへんか。それが日本経済の為ちゅうもんやないでっか」

「なんやねん、その日本経済の為ちゅうのは?」

「社長はんが、この商品を買うてくれる。そうすれば、うちも新しく設備投資が出来る。するとうちに機械を収めた会社も潤って、そこもまた投資する。これが、日本中に巡って行けば、たちまちに景気回復やないでっか。そうすりゃ、社長はんは日本の景気を回復させた男っうことで歴史に名前が残りまっせ」

「そんなアホな。それになあ、もしうちが買ったっておたくが設備投資に使うって保証は無いやないか。もし、おたくが金使ってもその先どこかで流れが止まっちまうんやないか」

「そこで、社会的談合っうか、国家的談合っうか、皆、金が入ったら必ず使うってことで約束出来ないもんでっかねえ?『バブルの夢よ、もう一度』を合言葉に幕府がそういう御触れでも出してくれないもんでっか?」

「幕府じゃなくて政府やろ」

201X年「儲かったら使え法」が施行されると景気は急速に回復し、空前絶後の好景気となった。

しかし、企業も個人も浪費癖が付いて、結果みな借金がかさみ、また急速に景気が悪化してしまったそうである。

フェデリコ・グリエルモ(ヴァイオリン、指揮)ラルテ・デ・ラルコ(Deutsche Harmonia Mundi盤)

久しぶりにDHM50枚BOXから。まだ半分近く未聴盤が残っております。

初めて名前を知ったジャコモ・ファッコ(1676~1753)はイタリアの作曲家。

「和声復興への考察」と題されたOp.1が収められています。6曲から成るヴァイオリン協奏曲集です。

アントニオ・ヴィヴァルディ(1678~1741)と同時代の作曲家で、ヴィヴァルディと似た親しみ易い音楽ですね。

生き生きとして明るく、ヴィヴァルディをちょっと情熱的にした感じでしょうか。

素晴らしい名曲という感じではありませんが、BGM的に気楽に楽しめる小気味良い曲。

やはり初めて名前を聞いたオリジナル楽器アンサンブルも活きの良い演奏を聴かせてくれます。

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