golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ベートーヴェン「ピアノソナタ第28番」グリモー

2009-07-03 22:39:42 | Weblog
今日はボーナス日でしたが、ご多分に漏れず大幅減。

まあ、元々決して多くはないのですが、更に何年も前の水準に戻ってしまった状態です。

再来週のゴルフ予定が決まったのだけれども、カミサンに言い出し辛いなあ。

後日、ボーナスショックのほとぼりが覚めてからにしよう。

これからの時代、CDも図書館をフル活用しないといかんなあ~。

エレーヌ・グリモー(ピアノ)(GRAMMOPHON盤)

昨日の「皇帝」のカップリング曲。

今日は他の曲にする予定でしたが、夜帰り掛けに仕事の関係で寄り道して遅くなってしまったので予定変更。

ベートーヴェンのこの曲以降のソナタ5曲は知ってる全ピアノ作品の中でも筆頭格の好きな曲。

演奏はLP時代にポリーニの名盤が強烈な刷り込みになってしまっております。

さて、グリモーはどうか?

偏見かもしれませんが、ベートーヴェンのピアノソナタ、特に後期作品は何となく「男の音楽」といった気がしておりました。

後期曲は、力強さよりもむしろベートーヴェンがたどり着いた枯淡の境地の感があり、そこが女性ピアニスト特に若手となればどうなのだろうか?と思っていた訳です。

しかし、グリモーはこの曲の落ち着いた情感を非常に良く描き出しています。

ポリーニの若い頃の名演とも一脈通ずるものがあるように思います。

一方、「皇帝」でもそうでしたが、装飾的なパッセージでの独特の美しさも。

「パバーヌ」という舞曲を連想してしまいました。孔雀の舞に語源を持つ舞曲。

孔雀が羽を拡げるような高雅な美しさがあります。決して派手ということでは無く気品のある美しさ。

なかなか素晴らしい演奏でした。

後期の他の4曲も是非聴いてみたいです。

録音あるのかな?

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