趣味の小箱

ばあーばの気儘な部屋
 「人生に計画をたててはなりません」ヘッセの手紙残像となる

からすうり雑感 3

2004-11-22 14:42:36 | 気になる動物・植物
【キカラスウリ(黄烏瓜】
   
   〔生態〕 北海道から九州までの山や野原に生える
        多年生つる植物である。
        地下に肥厚した長い根を持つ
        「カラスウリ」に似ているが、果実は黄色に熟し
        種子はひらたい。雌雄異株であるのは同じである。
   
   〔花期〕 7~9月
   
   〔特徴〕 〈茎と葉〉:葉はほとんど無毛で光沢がある
   
   〔花は〕 白色の花をつける。花冠は五個に裂ける、
        縁は細かく裂けて糸状になる。
        花は昼頃まで咲いている
   
   〔果実は〕長さ10㎝ほどの広楕円体で黄色に熟し、
        「カラスウリ」より大きい
   
   〔和名の由来〕果実の黄色いカラスウリの意
   
   〔別称/方言〕ウカイ・ウシノシイ/ツタ(青森)・カラステングリ
          カラスナス(新潟)・ウマゴイ(新潟)
   
   〔利用〕 ①秋から初冬に根を掘り出し、日干しにしたものを
          括楼根(かろうこん)といい煎じて、
          解熱・利尿・に用いる。
        ②熟した果実の種子を乾燥させたものは、
         括楼仁(かろうにん)と呼び、煎じて
         咳止め・去痰に用いる。
        ③根から採れるデンプンは、天瓜粉(てんかふん)
         といい、あせもや湿疹につける。
                             
                               ーつづくー 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする