8日㈮、京都府建設交通部の林龍夫技監から連絡があり、「週明けに予定されていた京都縦貫道(京丹波わち~京丹波みずほ)の通行止め解除が早まり、本日15時に解除される」とのこと。早い復旧に感謝申し上げたい。
午前中は今年度の京都府の土木関係の主要な事業箇所を現地調査して回った。
今年度は新規で「詳細設計」の予算がついた箇所がいくつかある。「詳細設計」というのは「道路拡幅やバイパス整備が事業化され、用地買収や工事が始まっていく」ということを意味する。「詳細設計予算がついた」と聞くと、われわれは「やった!これまでの要望が実り、ようやく実現する!」と感じる。
まずは綾部地区と中筋地区の境の安場田野線と三俣綾部線へ。二つの府道の合流点のヘアピンカーブをなくすために、田野と安場を渡る橋辺りからバイパス道路をつくるのか、今後、詳細な設計が行われていく。(下記の写真は安場田野線と三俣綾部線の合流点のヘアピンカーブ)
(田野町から安場町への橋)
三俣綾部線は上延町の菅集会所前から安場方面の道路拡幅が求められている。(写真上は安場から上延方向、下は上延の菅集会所前から安場方向)
この安場田野線、三俣綾部線は広野綾部線から綾部市街地の南回りに「綾部環状道路」を建設する場合はその最終点にあたるため、「綾部環状道路」を進めるにあたっては、まずはここをやっておかなければならない箇所でもある。
綾部市がこの程度の用地買収をスムーズに進められなければ、「綾部環状道路」など夢のまた夢となる。
「府道だから、それは京都府の仕事」と他人事のような姿勢でいると、京都府の整備箇所は他の市町村にもいくらでもあるので、予算をそちらに持っていかれてしまう。綾部市は財政が厳しくお金がないと言うのなら、知恵や汗くらいかかないといけない。
続いて、豊里地区の舞鶴綾部福知山線、栗上公会堂前の信号のところ。ここから少し東にある横断歩道までの間を今年度、歩道整備することになった。通学路であるため、交通安全対策事業として行う。
続いて、綾部大江宮津線、物部地区の西坂バイパス予定地へ。諏訪神社から福知山方面が未改良で、この区間、約600mを測量、詳細設計する予算がついている。現在、進めている新庄町の道路拡幅と同時並行で西坂バイパスも前進することになった。
両サイドに民家が立ち並んでいるため、田んぼの中にバイパス道路を走らせることになるだろう。
最後は志賀郷地区の綾部大江線へ。向田町公会堂前を走る市道と府道の合流点から別所町方面へ約700mの道路拡幅のための測量と詳細設計予算がついた。すれ違いがしにくい箇所だったので、ありがたい。(写真上は向田から別所方面、写真下はもう少し別所方面に進んだ箇所から向田方面を見たもの)
昼に「安倍元総理が銃撃され、重体」というニュースが飛び込んできて、我を失った。誰が何のために?これからの日本の政治はどう動いていくのか?様々なことを考え、混乱した。
安倍総理は今から10年前、二度目の総裁に就任され、総理に就任される少し前に綾部に来られて講演されたことがある。府議になって1期目の3年目だっただろうか?その際に一緒に写真を撮っていただいた。
その後、官邸関係者からの情報として、安倍総理が回復されるのは難しいと連絡があった。愕然とした。どんな理由があれ、言論を暴力で封殺することは許されない。
夕方、やはり安倍元総理の訃報が報道された。心からご冥福をお祈り申し上げます。
13時半からは府道広野綾部線及び綾部環状道路改良促進協議会(平野正明会長)の総会に出席し、挨拶させていただいた。
安場田野線、三俣綾部線の改良工事が始まることは、私にしてみれば「綾部環状道路のスタート」だと思っている。これから地元の皆さんのご協力で、この工事がいかにスムーズに進むか、これが綾部環状道路につなげていく第一歩であり、用地買収等への地元のご支援ご協力をお願いした。
京都府中丹東土木事務所の西村祥一所長からも現状報告があり、安場田野線、三俣綾部線の詳細設計予算がついたことなども説明していただいた。
終了後は自民党費の集金に市内企業の社長を訪問し、情報交換も兼ねて約1時間。
夜は京都府操法大会に向けた豊里分団の訓練開始式に出席するため、豊里小学校へ行き、激励の挨拶をした。