四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

商工会議所女性会で府政報告

2024年06月19日 | 議員活動

19日㈬今日は京都府の開庁記念日のため、府議会は休会。

 8時40分綾部高校(一井育校長)へ。9時から開催された体育祭を見学した。

 伝統的には9月上旬に文化祭と連日で行われてきたが、数年前からコロナや台風で開催できなかったり、昨年は猛暑を考慮して9月下旬に行われたり日程が変わってきた。今年も試行の一環で「文化祭と切り離して6月開催」となったようだが、大変暑い日になった。

 応援合戦やパネル、集団行進等は今年は行われないとのことで、少し寂しくは感じたが、いろいろ試行してより良い形が模索されているのだろう。

 いくつかの競技を観て、10時半頃に失礼した。

 事務所に戻って、午後の府政報告のための資料作成を行った。昨日より声が出ないので、どうしようかと思いながら、商工会議所にマイクを使わせてもらうようお願いした。

 

 13時半からITビルにて、綾部商工会議所女性会(村上静代会長)例会府政報告をさせていただいた。女性会の皆さんには府議になった直後から毎年お招きいただいており、今年は「京都府北部における綾部の発展」をテーマに話してほしいという要請を受けた。

 今年は声にならないような声で1時間以上、お聞き苦しい思いをさせて、誠に申し訳ありませんでした。

 まずは、昨日作った「人生グラフ」も使いながら、日本の少子化の最大原因と現代の日本人が生活するのに必要な経費の年齢による推移を説明した。

 第二次ベビーブーム世代(昭和40年代後半生まれ)が高校卒業する頃にバブル崩壊(平成3年)が起こり、平成5年(1993年)に477万円だったサラリーマンの平均年収が30年後の令和5年(2023年)には414万円に低下している。

 かつ、平成のはじめに3%だった消費税は現在10%、当時なかった携帯通信料、介護保険料も家計に重くのしかかっている。

 その第二次ベビーブーム世代を「就職氷河期」に追いやり、第三次ベビーブームを起こさせないままにその世代はすでに50代になった。日本での少子化対策はすでに手遅れだ。それに早く気づき、次の手を考えるべきフェーズに入っているが、今の政府は無能すぎて、発想が30年は遅れている。

 この無能な政府に任せるくらいなら、消費税をとりあえず廃止して国民の可処分所得を上げた方が少子化にも子育て支援にも有効ではないかと、さすがに最近の政府の体たらくを見て考えるようになってきた。

 綾部市が今年改定した綾部市都市計画マスタープランについても説明した。

 私が説明するまでもなく、綾部市がどこに住宅地を創出しようとしているか、どこに工業団地を誘致したいと考えているか、これからの大きな道路整備はどこで行われるのかなど、これからの綾部市のまちづくりの設計図がこのプランには載せられている。

 綾部市のホームページから誰でも閲覧可能だが、どれほどの人に見られているのだろうか?今年の2月に行われた意見募集に対しても3人しか意見を出しておられなかった。

 今回の改定内容は綾部市の現状に沿っており良い内容だと思うが、本来はこういうものを作る時に市民が関心を持ち、腰を据えて議論していくことが大事なのだと思う。

 「山陰本線の複線化はどうなっていますか?」という質問があり、「もちろん、それは綾部市のための重要課題として取り組んでおり、コロナで減便したダイヤの改正も求めていきたい」とお答えした上で、最近、京都新聞でも連載されている北陸新幹線の小浜ルートの問題点や山陰新幹線よりも山陰本線だと私は5市2町の会議でも主張しているということを説明した。

 

 こういった府政報告や御用聞きの会は日程調整さえしていただければ、時間や場所、人数問わずにさせていただきます。ぜひお気軽にお声がけください!

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