28日㈰、年度末最後の日曜日は少雨。朝から温二郎の少年野球大会に行くことにしていたが、雨のため中止となった。
午後から事務所に行き、14時20分から、ご案内いただいていた「府立医大小児科学教室 細井創教授 定年退職記念講演会」をZOOMウェビナーで視聴した。
細井教授とは産婦人科の北脇城教授を通して、ご縁をいただいた。
そのきっかけは、今から8年前の2013年に、綾部市立病院の産婦人科で医師がいなくなり、分娩ができなくなったという危機的状況であった。そのとき、初めて府立医大を訪ねて、当時の吉川敏一学長にお願いし、産婦人科の北脇教授と何度もお話させていただいた。
ピンチはチャンス、というが、難しい交渉をしていくうちに不思議なもので「同志的感情」が芽生え、結果的に北脇教授とは大変親しくなった。綾部市立病院にも以後、産婦人科の常勤医を送っていただくようになり、産婦人科と関係の深い小児科の細井教授もご紹介いただいた。お二人には、昨年度、私が委員長を務めた子育て環境の充実に関する特別委員会に参考人としてもお越しいただいた。(その模様は2019年12月16日付のblog記事にて)
北脇教授も今春退官されるため、3月上旬には綾部までわざわざご挨拶にお越しいただいたし、細井教授には退官記念講演会のご案内をいただいた。細井教授は福知山市ご出身で、福知山高校におられたため、同郷のよしみもある。
講演では、学生時代に医学を志した経緯やその後の半生を改めて聴き、同郷の先輩として、綾部高校の生徒たちにも聴かせてもらいたい内容だと思った。
小児医学は奥が深いし、幅も広く、親である若い世代にも関心の高い分野だと感じた。
春からは同志社女子大学の教授となられるそうで、これからも人間力あふれる医療人の育成にご尽力いただきたい。