ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

読書する子ども

2012年08月13日 | カンボジアの外で感じたこと

 

子どもに絵本を買ってきてあげると、「たまのりひめ」がお気に入りで読んでる・・・・みたい・・・・なのだけれど、実際に好きなのは、

↓母が夢中になってるのをとりあげるのが好き

文庫本とか研究書関連は大好き、自分でペンをとってきて、なにやら書き込んでるのである。

ちなみに、この本はピーターメイルの「プロヴァンスの贈りもの」。

カンボジアで生活を始めて2年目に、休暇でフランスに行ってレンタカーでプロヴァンスを2週間旅行したことがあって、ぜひこんなところに住んでみたいなあ・・・と、しばらくプロヴァンス関連の本にはまってたことがあったのだ。シャトーヌフドゥパープもロゼも絶品だし、料理もおいしいし(レストランでは夕食時間が夜9時からなのは困ったけど)、人々の生活ものんびりしてるし、当時は戦争後で絶望的だったカンボジアの悲惨な生活を抜け出して出かけた人間にとっては天国だったのだ。水祭りの休暇で行ったから、ちょうどミストラルの季節でちょっと大変だったのだけれど。

それにしても、「プロヴァンスの贈りもの」は、あまりにも面白すぎる内容で、仕事ほっぽらかしにして没頭して読み返したのである。シティで働く超一流会社のビジネスマンが失職して、プロヴァンスへと移住する話なんだけれど、リズミカルかつコミカルに話が進んで行って、ちょう面白いのである。Paul Tordyの作品に通じるセンスとユーモアがあるのは、両者ともにイギリスの作家だからかな?

本を読んでると、料理をしたくなるし、おいしいワインが飲みたくなっちゃう。さらに、わたしも仕事漬けの生活をやめて朝はのんびりジョギングで昼からワインがぶがぶの田舎暮らししてみたい~って思うのである。