「本所しぐれ町物語」は、藤沢周平さんの書いたお話で、江戸の下町の生活模様が、いろんな家庭の事情を通じて描き出されてる。
なかなかいい味をだしてる年配の男性たちがいきいきと自由奔放に生活している様子と比較して、女性たちは男性のせいで苦しんでる人が圧倒的におおかったりして(少女でさえ酒飲みの父親に苦しめられてる)、なんとも面白い下町の様子。
「切なく辛いことがあっても、じっと辛抱してしのいでいくうちに、何とか恰好がついてくるものだ。世の中がちょっぴり見えたと思うのも、そんなときだ。途中で投げ出してしまえば、見えるものだって見えはしない。」
↓今回、NIKEで勧められて買ったマラソン用シューズ
人生について語ってる人のセリフが、毎朝走ってる自分への言葉のように響いてきたのであった。