大学の同僚が、LGBTに関するセミナーを主催してくれることになって、わたしも学生を動員して参加。この分野、ずっと関心があるのだけれど、自分がLGBTでないこともあって、なかなかまだ着手できていない研究分野。同僚がLGBTに属する人なので、率先してくれてセミナーを開催してくれて、とても助かるのである。
レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、を略してLGBT。セミナーでは、LGBTの人たちが参加してくれて、自分の生い立ちや苦しみとかをみんなに語ってくれてとても貴重な機会だったのである。
カンボジアでは、11,000人のMSM (Men having sex with men)がいるという2009年の統計があるらしい。むむむ、実際にはもっともっといるんだろうなあ。
参加してくれた、RAIMBOWっていうLGBTの団体の人によると、RAINBOWは 800人のレズビアンと2000人くらいのゲイの人たちをエンパワーしているそう。
会場では、LGBTに関するドキュメンタリーが上映されて、ジャカルタ合意?とかいうLGBTの権利を擁護するための取り組みについても紹介。学生たちに、どの程度メッセージが伝わったかわからないけれど、LGBTに対する偏見を少なくすることにつながるといいなあ。