ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

LGBTに関するセミナー

2012年03月17日 | カンボジアのジェンダー規範

 

 

大学の同僚が、LGBTに関するセミナーを主催してくれることになって、わたしも学生を動員して参加。この分野、ずっと関心があるのだけれど、自分がLGBTでないこともあって、なかなかまだ着手できていない研究分野。同僚がLGBTに属する人なので、率先してくれてセミナーを開催してくれて、とても助かるのである。

レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、を略してLGBT。セミナーでは、LGBTの人たちが参加してくれて、自分の生い立ちや苦しみとかをみんなに語ってくれてとても貴重な機会だったのである。

カンボジアでは、11,000人のMSM (Men having sex with men)がいるという2009年の統計があるらしい。むむむ、実際にはもっともっといるんだろうなあ。

参加してくれた、RAIMBOWっていうLGBTの団体の人によると、RAINBOWは 800人のレズビアンと2000人くらいのゲイの人たちをエンパワーしているそう。

会場では、LGBTに関するドキュメンタリーが上映されて、ジャカルタ合意?とかいうLGBTの権利を擁護するための取り組みについても紹介。学生たちに、どの程度メッセージが伝わったかわからないけれど、LGBTに対する偏見を少なくすることにつながるといいなあ。

 

 

 

 

 


プノンペンへ

2012年03月17日 | カンボジアの外で感じたこと

 

あっという間にホーチミン滞在も終わりで、バスでプノンペンへと移動。

本当は、午後にプノンペンで大きな援助調整会議が入ってて発表しなきゃいけない予定だったのだけれど、キャンセルになるだろうと見込んでいたら、やっぱりキャンセルになったので、無理して朝早く移動しなくってよかったと思うのである。ま、こういうとき、バスの移動なら、バスチケットを買いなおすことになってもフレキシブルにできるので便利なのだ。

↓最後のランチ、「えびす」で豆腐サラダを注文すると、超おいしい☆

「えびす」は手打ちうどんが有名らしくって、さすがに超おいしい☆15分ゆでるそうな。さらに、この豆腐サラダも抜群だし、れんこんのから揚げとか、きゃべつのスジ肉炒めとか、どれを食べても大満足なのである。

ホーチミン、おいしいものだらけで、おそるべし・・・・プノンペンに戻りたくないなあと思うのである。

↓バス乗り場は、停留所なんてなくって危険なのだけれど・・・・いいのかなあ・・・・

移動中に飲むコーヒーを購入するために、バスの前にあるカフェへ

国際バスの発着場なのだけれど、周辺はいまいちいけてないのであった・・・・・それに安全性の問題も、ホーチミン市当局はちょっと検討したほうがいいよなあ。

↓本格的なコーヒー屋さんみたいで、中に入って安心するのである。

コーヒーは安いしおいしいので買いたい・・・・・って思ったら、どれも豆なので、ひいてもらう時間もないし、あきらめることに。

結局、お土産を何も買わなかったわたしたち。市場にも行ったのだけれど、とにかく買い物をしにくいのだ。「いくら?」って聞くと、「いくら払う?」って聞かれるし・・・・・「この子ども用の服いくら?」って聞くと、「20ドル」とか、どうみても5ドルしないだろうって洋服の値段がめちゃくちゃ高かったりするのである。「プノンペンにも同じの売ってるし」というパックさんの言葉もあって、何も買わなかったのであった。

↓バスの中ではしゃぐ子どもたち

バベットの国境、通過時間は今回も40分くらい

今回は、プノンペンに1週間の滞在で、そのあと1か月日本。もうすぐ3月も終わりかあ・・・・なんだか、あまり生産的なことをしてないなあと反省するのである。ま、いいか、とりあえずは、予想していたよりも子どもと一緒の時間を過ごせて、幸せなのである。